試合レポート

宮浦健人、ポーランドリーグデビュー!!

2022年10月4日

現地時間10月2日、ポーランド男子バレーボール1部リーグ(プルスリーガ)は宮浦健人が所属するニサとスヴァウキの試合が行われ、3-1(29-27, 22-25, 25-21, 25-19)でニサがスヴァウキに勝利。ホームでの開幕戦を白星で飾りました。この試合、宮浦はベンチスタートだったものの、途中出場で存在感を見せました。

ニサは2人のアタッカーが躍動。宮浦と同じオポジットのベンタラ(チュニジア)が難しいハイボールも含めてスパイクを打ちまくり、サーブとブロック得点も含めて22得点の活躍でした。また昨シーズンにルビンで関田と一緒だったアウトサイドのゲルジョット(ポーランド)も高さとキレのあるスパイクが光り、17得点、アタック決定率63%と高い数字を残してチームを牽引。この試合のMVPにも選ばれました。

宮浦は第1, 2, 4セットと3度の出場機会を得ました。しかし3回とも異なる起用方法でした。

ポーランドリーグデビューとなった最初の出場はセット終盤でのリリーフサーバー。エンドライン付近にキレのあるジャンプサーブを放ち、一度はエースかと思われましたがチャレンジの結果アウトとなりました。惜しかった。2度目は2枚替えで登場。この時にスパイク得点を決めてポーランドリーグ初得点をあげました!3度目はセット終盤にベンタラとの交代で出場。(正直この交代の意図はよくわからなかったのですが、)ここでもキレのあるスパイクが相手コートを切り裂き得点をあげました。

結果この日は計2得点の活躍。打った本数もその2本だけだったので決定率は100%!(笑)。少ない出場機会にも関わらず、開幕戦から存在感を見せてくれました。次はサービスエースも見せてほしいですね!!

レギュラーオポジットのベンタラがとても強力かつ安定した選手なので、彼からレギュラーを奪うのはかなり厳しいと思いますが、今後とも少ないチャンスをものにしてしっかりと実力をアピールしていってほしいと思います。

正オポジットのベンタラ

しかし少なくとも初戦でこうも出場機会が与えられているということは、監督からの信頼がすでになかなかのものになっていると考えていいでしょう。素晴らしいぞミヤケン!

チームも推してくれてますよ!

ニサは昨シーズンから1部リーグに昇格したチームで、今シーズンは2年目。昨シーズンは開幕12連敗と厳しいスタートとなっただけに、今シーズン開幕戦勝利を上げられたことはクラブとしてもとても大きなことだと思います。このままめざせプレーオフ進出ですね!

また惜しくも敗れたスヴァウキでしたが、新加入セッターのサンチェス(アルゼンチン)のトスワークは惚れ惚れしましたし(特にライトサイドへのセット)、オポジットのフィリピアクも高い決定力だったので、今後コンビネーションが更に機能すると怖い存在になると思います。

ニサの次の試合は現地時間10月6日(木)18:45(日本時間翌1:45)からアウェイでルビンと対戦します。ポーランドリーグの視聴方法については以下にまとめられていますのでご参考ください。

【PlusLiga2022/2023】視聴方法について(※参考程度)

イタリアリーグだけじゃなく、ポーランドリーグもアツいです!!!
頑張れミヤケン!!

写真:Stal Nysa

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