インタビュー

宮浦健人「自分自身の活躍を見せられるように頑張りたい」

2022年11月17日

ポーランド男子バレーボールリーグ(プルスリーガ)第9節、宮浦健人所属でリーグ4位のニサは現地時間11月13日(日)にホームで同3位ザビエルチェと対戦し、0-3(14-25, 22-25, 16-25)で敗れました。

試合後、ニサの宮浦健人選手にコメントをいただきました。

―今日の試合を振り返っていかがですか?

宮浦:チームとしては、前後にゆさぶりをかけてくるようなこういうテクニカルなチームに対応できず、またあっちもレセプションがよかったのでなかなか崩れないというところに対して、こっちが我慢できなかったのかなと思っています。個人的には1セット目に出させてもらったときにチームの雰囲気もあんまりよくなくて、自分自身もいいパフォーマンスがあんまりできなかったので、もっと途中で出たときもいいパフォーマンスをして、チームとしてまだまだやれるんだというところを見せられたら、その先の雰囲気だったりも変えられたのではないかなと思ったので、そこが自分自身の課題というか、オポジットとして雰囲気を作るという部分でも大事なところかなと思っています。

ー特に3セット目は相手の勝利が決まりかけた中での出場で、気持ち的にも難しい部分があったと思いますが、あのときはどういう気持ちでコートに入ったのですか。

宮浦:もう点差は離れているので、こっちとしてはもう勝つためにはリスクを負っていくしかないと思うので、本当にひたすらサーブにしてもスパイクにしてもチームをいい雰囲気に持っていけるように、リスクを冒してでもスパイクを打とうという気持ちで臨みました。

ー相手にマッチポイントを握られた場面でのスパイクはとても気迫が籠っていたように見えました。

宮浦:本当にもう思いっきり行こうと思って、「持ってこい!」っていう気持ちがあったので、そこは思い切り行けたんですけど、結果としては負けてしまったので、チームが勝たないと意味はないのかなと思います。

ー今日の相手のザビエルチェの選手の中で誰がいちばん印象に残っていますか。

宮浦:クフォレク選手(OH、ポーランド)は本当にコンスタントに、ミスも少なくいいサーブも打ってくるし、嫌なところにブロックに当てたりフェイントしたりという感じで、あまり(背は)大きくないんですけど嫌な選手だなと思いました。

―クビアク(OH、ポーランド、現パナソニック)選手みたいな感じですね。

宮浦:そうですね、クビアク選手みたいな感じです(笑)。

ー今日の敗戦で今季初めての2連敗となってしまいましたが、今後に向けて一言お願いします。

宮浦:また金曜にビエルスコと試合があるので、まずはやっぱり雰囲気という部分を切り替えて、次に向けて準備していかないといけないかなと思っています。

―最後に日本のファンの方に一言お願いします。

宮浦:日本のファンの方で試合を見てくださっている方もいると思うので、そういった方々に自分自身の活躍を見せたいですし、見せられるように頑張りたいと思います。あとはやっぱりチームとしても、もっと勝っていける姿を見せたいと思います。

写真:筆者撮影

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