コラム

東京五輪出場国登録メンバーまとめ

2021年7月7日

東京オリンピック出場バレーボール男子12カ国の登録メンバーの一覧です!

プールA

日本

世界ランキング11位(21.06.28更新)

#1 清水邦広 OP/ 34/ 193/ 348 パナソニックパンサーズ
#2 小野寺太志 MB/ 25/ 201/ 346 JTサンダース広島
#3 藤井直伸 S/ 29/ 183/ 312 東レアローズ
#6 山内晶大 MB/ 27/ 204/ 350 パナソニックパンサーズ
11 西田有志 OP/ 21/ 186/ 350 ジェイテクトスティングス
12 関田誠大 S/ 27/ 175/ 320 堺ブレイザーズ
14 石川祐希(C) OH/ 25/ 191/ 351 パワーバレーミラノ(イタリア)
15 李博 MB/ 30/ 193/ 344 東レアローズ
17 高梨健太 OH/ 24/ 189/ 337 ウルフドッグス名古屋
19 大塚達宣 OH/ 20/ 194/ 338 早稲田大学
20 山本智大 L/ 26/ 171/ 301 堺ブレイザーズ
21 髙橋藍 OH/ 19/ 188/ 343 日本体育大学

監督:中垣内祐一

 

開催国。3大会ぶり9回目。アウトサイドヒッターを中心に大きく若返りを図った日本。平均身長も北京オリンピック時に比べると低くなったが、チームのレベルはここ20年近くで最も高まっているように思います。開催国の代表として、全日本人バレーボーラーの代表として恥じない試合を見せてほしいです。

ベネズエラ

Photo: Marcelo Ruiz/voleysur.org

世界ランキング33位

#1  アルマンド・ヴェラスクェズ S/ 32/ 185/- フォンテ・ド・バスタルド(ポルトガル)
#3 フェルナンド・ゴンザレス OH/ 32/ 194/ 333 -
#4 エクトル・マタ L/ 30/ 179/ 310 ブカレスト(ルーマニア)
#5 エルメルソン・ロドリゲス OP/ 28/ 204/ 320 チズレ・ベレディエシ(トルコ)
#6 ロベルト・オラマス MB/ 37/ 200/ 325 -
#7 エディソン・ヴァレンシア MB/ 33/ 195/ 330 ヴィアナ・ド・カステロ(ポルトガル)
#9 ジョセ・カッラスコ(C) S/ 32/ 195/ 345 バニヤスVC(UAE)
11 ジョセ・ヴェルディ MB/ 31/ 196/ 350 -
14 エリエチェル・カネロ OH/ 22/ 196/ 322 -
15 ルイス・アリアス OP/ 32/ 196/ 339 -
17 ロナルド・ファオラ OH/ 26/ 198/ 340 アル・ワスルVC(UAE)
19 ウィルナー・リヴァス OH/ 26/ 194/ 339 ポリスSC(カタール)

監督:ロナルド・サルティ(アルゼンチン)

3大会ぶり2回目。世界ランキングは今大会の参加国の中で最も低いですが、前回出場した北京では日本が敗れた因縁の相手。今回は危なげなく勝利してほしい。

 

カナダ

世界ランキング10位

#1 テイラー・サンダース S/ 29/ 191/ 326 -
#2 ゴードン・ペリン(C) OH/ 31/ 201/ 353 ノヴォシビルスク(ロシア)
#3 スティーブン・マーシャル L/ 31/ 193/ 350 ニース(フランス)
#4 ニコラス・ホーグ OH/ 28/ 200/ 342 アルカス・スポル(トルコ)
#7 ステファン・マー OH/ 26/ 201/ 350 チステルナ(イタリア)
#9 ジェイ・ブランケノー S/ 31/ 194/ 334 ワルシャワ(ポーランド)
10 ライアン・スクレーター OP/ 27/ 200/ 347 セット(フランス)
12 ルーカス・バンバーケル MB/ 29/ 210/ 350 フリードリヒスハーフェン(ドイツ)
13 シャローン・ヴァーノン‐エヴァンズ OP/ 22/ 202/ 374 ペルージャ(イタリア)
17 グラハム・ヴィグラス MB/ 31/ 205/ 354 ハルクバンク・アンカラ(トルコ)
19 ブレア・バン L/ 33/ 184/ 314 フリードリヒスハーフェン(ドイツ)
20 アーサー・シュワーツ MB/ 26/ 209/ 356 チステルナ(イタリア)

監督:グレン・ホーグ

2大会連続5回目。長くカナダ代表を支えてきた司令塔サンダースが怪我から復帰して万全のメンバーを揃えてきたカナダ。ほとんどがヨーロッパのトップリーグでプレーしていて、今年のVNLでは強力なサーブを武器に日本にも勝利。前回のリオ五輪では予選プール2位通過ながらトーナメント初戦で敗退。今回は前回以上の成績を手にしたいところでしょう。

 

イタリア

世界ランキング9位

#2 ジリ・コヴァール OH/ 32/ 202/ 353 チヴィタノーヴァ
#4 ルカ・ヴェットーリ OP/ 30/ 199/ 338 上海(中国)
#5 オスマニー・ユアントレーナ OH/ 35/ 200/ 370 チヴィタノーヴァ
#6 シモーネ・ジャネッリ S/ 24/ 198/ 350 ペルージャ
#9 イヴァン・ザイツェフ(C) OP/ 32/ 204/ 370 チヴィタノーヴァ
11 マッテオ・ピアノ MB/ 26/ 209/ 352 ミラノ
13 マッシモ・コラーチ L/ 36/ 188/ 314 ペルージャ
14 ジャンルカ・ガラッシ MB/ 23/ 201/ 350 モンツァ
15 リカルド・スベルトーリ S/ 22/ 188/ 326 トレント
17 シモーネ・アンザーニ MB/ 29/ 204/ 350 チヴィタノーヴァ
18 アレッサンドロ・ミケレット OH/ 19/ 205/ 357 トレント
19 ダニエレ・ラヴィア OH/ 21/ 200/ 345 トレント

監督:ジャンロレンツォ・ブレンジーニ

11大会連続11回目。3大会前の北京オリンピックから4位、3位、2位と1つずつ順位を上げているので、順序良く今回は優勝となるか。主力のザイツェフ、ユアントレーナ、ジャネッリなどおなじみの顔ぶれがそろう中、ミケレットやスベルトーリといった若手も初の五輪メンバー入りを果たしています。個人的には最近国際大会で見かけていなかったヴェット―リと、クラブでも出場機会が少なく代表からもしばらく離れていたコヴァールが選ばれたのは嬉しいニュースでした。

ポーランド

世界ランキング2位

#1 ピョートル・ノヴァコフスキ MB/ 33/ 205/ 355 ワルシャワ
#5 ウーカシュ・カチュマレク OP/ 26/ 204/ 345 ケンジェジンコジレ
#6 バルトシュ・クレク OP/ 32/ 205/ 352 ウルフドッグス名古屋(日本)
#9 ウィルフレド・レオン OH/ 27/ 202/ 350 ペルージャ(イタリア)
11 ファビアン・ジズガ S/ 30/ 196/ 325 ジェシュフ
12 グジェゴシュ・ウォマチ S/ 33/ 187/ 335 ベウハトフ
13 ミハウ・クビアク(C) OH/ 33/ 191/ 328 パナソニックパンサーズ(日本)
14 アレクサンデル・シリフカ OH/ 25/ 196/ 340 ケンジェジンコジレ
15 ヤクブ・コハノフスキ MB/ 23/ 199/ 353 ジェシュフ
16 カミル・セメニウク OH/ 24/ 195/ 350 ケンジェジンコジレ
17 パヴェウ・ザトルスキ L/ 30/ 184/ 328 ジェシュフ
20 マテウシュ・ビエニェク MB/ 27/ 210/ 351 ベウハトフ

監督:フィタル・ヘイネン(ベルギー)

5大会連続10回目。VNL2021準優勝で、東京オリンピックも優勝候補の一角。2014、2018年の世界選手権は2連覇中ですが、まだ近年のオリンピックではメダルすらとれていません。しかし5シーズンをVリーグで過ごしたキャプテンのクビアクにとっては日本はもはやホームと言っていいでしょう。VNLの決勝ではレオンの調子が上がらずブラジルに敗れましたが、きっと最高の舞台でリベンジを果たしてくれるでしょう。頼む!優勝してくれ!(笑)

イラン

世界ランキング12位

#2 ミラド・エバディプール OH/ 27/ 196/ 342 ベウハトフ(ポーランド)
#4 セイエド・マルーフ(C) S/ 35/ 189/ 331 北京(中国)
#6 モハンマド・ムーサビ MB/ 33/ 200/ 362 フェネルバフチェ(トルコ)
#9 マソウド・ゴラニ MB/ 30/ 200/ 349 ウルミア
10 アミル・ガフール OP/ 29/ 202/ 354 イスファハーン
11 サベル・カゼミ OP/ 22/ 205/ 340 -
12 モルテザ・シャリーフィ OH/ 22/ 193/ 340 ハイリリエ(トルコ)
15 アリアスグハル・モジャラッド MB/ 23/ 205/ 330 シルジャン
17 メイサム・サレヒ OH/ 22/ 198/ 345 オルシュティン(ポーランド)
19 メフディ・マランディ L/ 35/ 172/ 295 イスファハーン
21 アルマン・サレヒ L/ 28/ 180/ 295 ゴンバッド
24 ジャヴァッド・カリミ S/ 23/ 204/ 330 マーサイク(ベルギー)

ヘッドコーチ ウラジミール・アレクノ(ロシア)

2大会連続2回目。今年に入って元ロシア代表監督でロンドン五輪金メダルを獲得した名将アレクノを招聘したイラン。VNLではいまいち調子が上がっていないようでしたが、その傍ら多くの若手選手が経験を積み、アメリカに勝利するなど一定の成果もあげました。東京五輪のメンバーはその若手と、これまでのイランの躍進を支えたマルーフやムーサビなどのベテランがうまく融合した人選になっています。アジアのライバル日本とも同じプールで、予選の最終日に行われる両者の試合は、おそらく決勝トーナメント進出をかけた重要な、そして白熱した試合となることでしょう。

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