イタリア男子バレーボールリーグのプレーオフ3位決定戦第1戦、石川祐希所属のミラノは現地時間4月17日(水)にトレンティーノと対戦し、1-3 (25-23, 18-25, 25-23, 19-25, 11-15)で敗れた。
試合後、石川祐希の元チームメイトでトレンティーノのリカルド・スベルトリ選手(セッター、イタリア)にお話を伺った。
スベルトリ選手コメント
トシキ:今日の試合はどうでしたか。
スベルトリ:とても難しい試合でした。とてもいいチームとの試合でしたので。彼らは準決勝でもとてもいいバレーボールを見せていました。しかし私たちは自分たちのプレーに集中力を切らさず、今日の初戦に勝ちました。大きな勝利でした。
トシキ:なぜ4セット目以降チームが立て直ったと思いますか。
スベルトリ:なぜならチーム全員がフルセットに持ち込むことを強く思っていましたし、あの場面では全員がひとつになれていました。シーズンのこの時期にはとても重要なことです。私たちは少し疲れていました。あのセットでは技術よりもメンタルの方が重要でした。
トシキ:まだあなたは怪我が完治していないですね。
スベルトリ:はい、指の骨折ですね。
トシキ:そのあなたの代わりにコートに入っているアクアローネのプレーについてはどう思いますか。
スベルトリ:アクアローネはとてもいい選手です。彼のおかげで私たちはこのレベルのバレーボールができています。彼には感謝しています。私もチームのみんなとコートに戻りたいです。彼らが大好きですし、バレーボールが大好きだからです。いつ完全に復帰できるかわかりませんが、もう少しで戻って来れるでしょう。
トシキ:チャンピオンズリーグの決勝までには戻れるでしょうか。
スベルトリ:それより前に戻りたいです。3位決定戦の第3戦には戻りたいです。しかしもちろんチャンピオンズリーグ決勝は私たちのゴールです。
トシキ:石川選手についてお聞きします。あなたは彼がミラノ1年目のときにチームメイトでそのときの彼をよく知っていると思いますが、そのときとおそらくミラノでの最後のシーズンとなる今では何が変わったと思いますか。
スベルトリ:(石川)ユウキはとてもレベルを上げたと思います。私は一緒にプレーした4年前の彼を知っています。そのときすでにとてもいい選手でしたが、今は世界のベストアウトサイドヒッターのひとりです。彼と対峙するのは楽しいです。またユウキには感謝しています。私たちは一緒にプレーしすばらしい時間を過ごしましたから。
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