イタリア男子バレーボールのコッパイタリア準決勝、石川祐希所属のミラノは現地時間1月27日(土)にペルージャと対戦し、2-3(25-20, 23-25, 15-25, 25-23, 11-15)で敗れた。石川祐希は先発出場しチーム最多17得点だった。
第1セットスタメン
ミラノ
OH:カジースキ(ブルガリア)、石川
MB:ロセル(アルゼンチン)、ピアノ(イタリア)
OP:レゲルス(ベルギー)
S:ポッロ(イタリア)
L:カターニャ(イタリア)
ペルージャ
OH:セメニウク(ポーランド)、プロトニツキ(ウクライナ)
MB:フラヴィオ(ブラジル)、ルッソ(イタリア)
OP:ベンタラ(チュニジア)
S:ジャンネッリ(イタリア)
L:コラーチ(イタリア)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
試合レポート
第1セット、出だしこそOHセメニウクのサービスエースで1-3とペルージャがリードするが、OHカジースキのスパイクでブレイクを重ねて9-8とミラノが逆転に成功する。SポッロのサービスエースやMBピアノのスパイクなどで17-13とミラノがリードを広げると、さらにOPレゲルスのサービスエースとOH石川のスパイクで20-15とする。そのまま最後はMBロセルがスパイクを決めて25-20でこのセットをミラノが取る。
第2セット、OPレゲルスのスパイクなどで3-0とミラノが先行する。そこからOH石川のスパイクなどで得点を重ねて9-6と進むが、OPベンタラのスパイクなどでブレイクを重ねたペルージャが10-11と逆転。ミラノはSポッロのブロックで13-12と再びリードするも、その後OHプロトニツキやOPベンタラのスパイク、ルッソのサービスエースなどで連続ブレイクを決めたペルージャが15-20と大きくリードする。ミラノは途中出場のOPディルリッチ(クロアチア)のスパイクで18-20、さらに終盤にOHカジースキのサービスエースで23-24と1点差に迫るも、最後はOHセメニウクがスパイクを決めて23-25でこのセットをペルージャが取る。
第3セット、OPプロトニツキのブロックやOHセメニウクのサービスエースで4-10とペルージャが序盤から大きくリードする。さらにOHプロトニツキのスパイクなどで5-13とペルージャが点差を広げる。ミラノは途中出場のOHメルガレホ(キューバ)のスパイクやブロックで11-15と点差を縮めるも、OHセメニウクのブロックやOPベンタラのスパイクでペルージャがブレイクを重ねて13-22と再び大きくリードする。そのまま最後はMBルッソのブロックが決まり15-25でこのセットをペルージャが取る。
第4セット、序盤からMBルッソのサービスエースや途中出場のMBソレ(アルゼンチン)のブロックなどでペルージャが5連続ブレイクを決めて2-7とする。さらにOHセメニウクのサービスエースやOHプロトニツキのスパイクなどで8-16とペルージャが点差を大きく広げる。しかしOH石川のサービスエースなどで12-16、OHメルガレホのブロックなどで15-17、OPレゲルスのサービスエースで17-18とミラノがジワジワとブレイクを重ねてペルージャに迫る。そしてOH石川のスパイクで19-19と同点に追いつくと、終盤にOHメルガレホのスパイクで22-21とミラノが逆転に成功。そのまま最後はOH石川のパイプ攻撃が決まって25-23でこのセットをミラノが取る。
第5セット、序盤からOPベンタラのスパイクやブロックなどで2-6とペルージャがリードを奪う。ミラノはMBピアノのスパイクやブロック、相手のミスで8-10と点差を縮める。さらにSポッロのサービスエースで11-12とミラノが1点差まで迫るも、リリーフサーバーOHレオン(ポーランド)のサーブからOHプロトニツキがスパイクを決めて11-14とペルージャがマッチポイントを握る。そして最後はOHレオンがサービスエースを決めて11-15でこのセットをペルージャが取る。
この結果2-3でミラノはペルージャに敗れた。
OH石川祐希 17得点(うちサーブ1) アタック効果率32.35%
これでミラノはコッパイタリアを3年連続準決勝で敗退した。
次のイタリアリーグの試合は日本時間2月3日(土)26:30からカターニャとの対戦となる。
イタリアリーグHP: https://www.legavolley.it/
配信(VBTV、有料): https://www.volleyballworld.tv/home
Photo: volleyball.it
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