イタリア男子バレーボールのコッパイタリア準決勝、髙橋藍所属のモンツァは現地時間1月27日(土)にトレンティーノと対戦し、3-2（23-25, 25-13, 23-25, 25-23, 15-9）で勝利した。髙橋藍は怪我のためベンチアウト。
第1セットスタメン
モンツァ
OH：マー（カナダ）、レプキー（カナダ）
MB：ガラッシ（イタリア）、ディマルティーノ（イタリア）
OP：シュワーツ（カナダ）
S：カショパ（ブラジル）
L：ガッギーニ（イタリア）
トレンティーノ
OH：ミケレット（イタリア）、ラヴィア（イタリア）
MB：コザメルニク（スロベニア）、ポドラスチャニン（セルビア）
OP：リヒリツキ（ルクセンブルク）
S：スベルトリ（イタリア）
L：ラウレンツァーノ（イタリア）
※ポジション：OH＝アウトサイドヒッター、MB＝ミドルブロッカー、OP＝オポジット、S＝セッター、L＝リベロ
試合レポート
第1セット、OHラヴィアのブロックなどで1-4とトレンティーノが先行する。モンツァがOHレプキーやMBディマルティーノのブロックで10-9と逆転すると、そこからは競った展開となる。その後OPリヒリツキのスパイクなどで17-19と再びトレンティーノが前に出るが、モンツァもOHマーやOHレプキーのスパイクで23-21と終盤で再逆転する。しかしOHラヴィアのサービスエースなどでブレイクを決めたトレンティーノが23-24と先にセットポイントを握ると、最後はOPリヒリツキがブロックを決めて23-25でこのセットをトレンティーノが取る。
第2セット、MBガラッシのスパイクとサービスエースで3-1とモンツァが前に出る。さらにOHレプキーの2本のサービスエースなどで3連続ブレイクを決めたモンツァが8-3とリードを広げる。その後はサイドアウトの取り合いとなり14-10と進むが、トレンティーノのミスなどでモンツァがブレイクして19-12となる。さらにそこからOHマーのサーブからOHレプキーのスパイクなどで一気に連続ブレイクを決めて24-13とセットポイントを握ると、そのまま最後はSカショパがブロックを決めて25-13でこのセットをモンツァが取る。
第3セット、序盤から競った展開が続き、モンツァはOHマー、トレンティーノはOHラヴィアを中心に得点を決めて8-8と進む。そこからOHマーのパイプ攻撃でモンツァがブレイクを奪い10-8としたが、途中出場のOHマガリーニ（イタリア）のスパイクなどで10-11とトレンティーノが前に出る。その後もお互いにブレイクしつつも点差が開かず15-15と試合が進む。OHマガリーニのブロックやOPリヒリツキのスパイクなどで16-19とトレンティーノが3点差をつけるが、モンツァがMBガラッシのスパイクなどで19-19とすぐに同点に追いつく。しかしMBポドラスチャニンのブロックやOHラヴィアのスパイクで終盤にブレイクを重ねて21-24とトレンティーノが先にセットポイントを握ると、最後はOHレプキーのサーブがミスになり23-25でこのセットをトレンティーノが取る。
第4セット、MBコザメルニクのサービスエースやOPリヒリツキのスパイクなどでトレンティーノが得点を重ねて5-8とリードする。さらにモンツァにミスが重なり6-10と点差が広がる。中盤にOHレプキーのパイプ攻撃などで14-15とモンツァが1点差に迫るもOHラヴィアやOHミケレットのスパイクで16-20と再びトレンティーノが点差を広げる。しかしMBガラッシのサービスエースやトレンティーノのスパイクミスで21-22とモンツァが再び1点差まで迫る。そこからMBシュワーツのブロックで23-23と同点に追いつくと、最後はOPリヒリツキの連続スパイクミスで25-23となりこのセットをモンツァが取る。
第5セット、MBガラッシのサービスエースでブレイクしたモンツァが5-4と前に出ると、さらにOHレプキーのブロックやSカショパのサービスエースで8-5と点差を広げる。さらにMBディマルティーノのスパイクやMBガラッシのブロックでブレイクを重ねて14-7とモンツァが先にマッチポイントを握ると、最後はトレンティーノのサーブがミスになり15-9でこのセットをモンツァが取り切る。
この結果3-2でモンツァがトレンティーノに勝利した。
これでモンツァはコッパイタリア決勝進出を決めた。決勝戦は日本時間28日(日)23:45にペルージャと対戦する。
イタリアリーグHP: https://www.legavolley.it/
配信（VBTV、有料）: https://www.volleyballworld.tv/home
Photo: volleyball.it
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