イタリア男子バレーボールリーグ第11節、髙橋藍所属のモンツァは現地時間12月26日(火)にチステルナと対戦し、1-3(18-25, 20-25, 25-21, 22-25)で敗れた。髙橋藍は先発出場し、チーム2位の15得点の活躍だった。
第1セットスタメン
モンツァ
OH:マー(カナダ)、髙橋
MB:ガラッシ(イタリア)、ディマルティーノ(イタリア)
OP:シュワーツ(カナダ)
S:クレリング(ブラジル)
L:ガッギーニ(イタリア)
チステルナ
OH:ラモン(スペイン)、ペリッチ(セルビア)
MB:ロッシ(イタリア)、ネデリコヴィッチ(セルビア)
OP:フォール(フランス)
S:バラノヴィッチ(イタリア)
L:ピッチネッリ(イタリア)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
試合レポート
第1セット、序盤モンツァにミスが続いて2-5とチステルナがリードする。そこからOPフォールのスパイクやOHペリッチのサービスエースなどで得点を重ねたチステルナが8-14と点差を広げる。モンツァはOH髙橋のスパイクやMBディマルティーノのブロックで得点するも、OHラモンの連続サービスエースなどで12-19とチステルナがさらにリードを広げる。そこからはサイドアウトの取り合いになり、最後はOHペトリッチのスパイクが決まって18-25でこのセットをチステルナが取る。
第2セット、出だしでライトバックからOH髙橋がスパイクを決めると、その後もOH髙橋のスパイクやSクレリングのサービスエースで得点したモンツァが7-4とリードする。しかしOHラモンのスパイクや2本のサービスエースなどでチステルナが5連続ブレイクをして8-11と逆転すると、さらにOHペリッチのスパイクやサービスエースでブレイクを重ねて11-18とチステルナがリードを広げる。そこからモンツァもOPシュワーツとMBディマルティーノのスパイクやブロックで5連続ブレイクして18-19と一気に一点差まで詰め寄るが、チステルナがOPフォールのスパイクやSバラノヴィッチのサービスエースなどで3連続ブレイクを決めて18-23と再度モンツァを突き放す。そして最後はOHペリッチがスパイクを決めて20-25でこのセットもチステルナが取る。
第3セット、序盤は競った展開となる。モンツァはOHマー、チステルナはOPフォールを中心に得点を重ねて8-8と進む。その後もお互いにブレイクを出しながらも点差が離れずに14-14と進んだが、そこからMBロッシのブロックなどで14-16とチステルナが2点差をつける。しかしOHマーのスパイクでモンツァが16-16とすぐ同点に追いつくと、さらにOH髙橋のスパイクなどで19-17と逆転する。終盤にもSクレリングのアタックやOH髙橋の連続スパイクで得点を重ねてモンツァが23-19と点差を広げると、最後はMBディマルティーノがスパイクを決めて25-21でこのセットをモンツァが取る。
第4セット、OHペリッチの連続サービスエースで4-6とチステルナが抜け出すと、OPフォールのスパイクなどで6-10と点差を広げる。中盤でモンツァがOPシュワーツやOH髙橋のスパイクで14-14と同点に追いつくとそこからはサイドアウトの取り合いとなる。モンツァはOHマー、チステルナはOHラモンなどで得点して競ったまま20-20と終盤に入る。しかしOH髙橋のアタックミスで20-22とチステルナが1歩抜け出すと、さらにOPフォールが続けてスパイクを決めて、21-24とチステルナが3点差で先にマッチポイントを握る。そのまま最後もOPフォールが決めきって22-25でこのセットをチステルナが取り切る。
この結果1-3でモンツァはチステルナに敗れた。
MVP:OPテオ・フォール 24得点 アタック効果率42.55%
OH髙橋藍 12得点、アタック効果率46.15%
これでモンツァは通算成績7勝4敗20ポイントとし、前半戦(1レグ)を4位で終えた。この結果コッパイタリア準々決勝を同5位のチヴィタノーヴァとホームで戦うことになった。
次回は日本時間12月31日(日)2時00分からチヴィタノーヴァと対戦する(こちらはリーグ戦)。
イタリアリーグHP: https://www.legavolley.it/
配信(VBTV、有料): https://www.volleyballworld.tv/home
Photo: legavolley.it
月刊バレーボール最新号が半額以下で読める↓↓↓