ポーランド男子バレーボールリーグ(プルスリーガ)準々決勝、宮浦健人所属のニサ(8位通過)は現地時間4月7日と8日にアウェイでジェシュフ(1位通過)と対戦しました。
結果は、第1戦は0-3(21-25, 18-25, 24-26)、第2戦も0-3(12-25, 23-25, 20-25)でそれぞれニサが敗れ、ジェシュフが準決勝進出に王手をかけました。
宮浦健人は第1戦、第2戦とも途中出場し、特に第2戦ではスパイカーとしてコートに立って4得点をあげました。
第1戦
第1セットスタメン
ニサ
OH:ゲルジョット(ポーランド)、クファソフスキ(ポーランド)
MB:ヤンコフスキ(ポーランド)、ゼルバ(アルゼンチン)
OP:ベンタラ(チュニジア)
S:ズコウスキ(クロアチア)
L:デムビエツ(ポーランド)
ジェシュフ
OH:チェブイ(スロヴェニア)、デファルコ(アメリカ)
MB:コザメルニク(スロヴェニア)、コハノフスキ(ポーランド)
OP:ムザイ(ポーランド)
S:ジズガ(ポーランド)
L:ザトルスキ(ポーランド)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
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試合レポート
第1セット、序盤は両チームともサイド攻撃を中心に得点を決めて8-8と競った展開を見せます。
しかしムザイのサービスエースやチェブイのブロックで連続得点をあげてジェシュフが8-12とリードを広げます。
ニサもクファソフスキのスパイクやゲルジョットのサービスエースなどで13-14と1点差まで詰め寄りますが、ジズガのブロックなどで13-17とすぐに点差を離されます。
この点差のまま終盤まで進み、最後はデファルコのアタックが連続で決まって21-25でこのセットをジェシュフが取ります。
第2セット、序盤からムザイのブロック、デファルコのサービスエース、コハノフスキのサービスエースなどでブレイクを重ねたジェシュフが2-6とリードします。
その後ニサもクファソフスキのスパイクやゲルジョットのブロックで10-10と同点に追いつきます。
しかしまたコザメルニクのサービスエースやコハノフスキのブロックなどで16-21と再びジェシュフが点差を広げると、終盤にもコハノフスキのサービスエースで3連続ブレイクを決めて、そのまま18-25でこのセットもジェシュフが取りましす。
第3セット、出だしからクファソフスキが連続サービスエースを決めて3-0とニサが先行しますが、コハノフスキのブロックなどで3-3とジェシュフがすぐに追いつきます。
そこからニサがヤンコフスキの連続ブロックで9-6と再びリードすると、さらにジェシュフのアタックミスが重なり19-14と点差を広げます。
しかし終盤にムザイのスパイクやブロックで21-20とジェシュフが1点差まで迫ると、さらに24-22とニサのセットポイントの場面からデファルコのスパイクやブロックで4連続得点を決めて24-26でジェシュフがこのセットを取りました。
結果、ニサが0-3でジェシュフに敗れました。
MVP:Sファビアン・ジズガ(1得点(うちブロック1))
宮浦健人は第1セットと第3セットに途中出場しましたが、得点はありませんでした。