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【2022年最新】パドヴァ、キオエネアリーナへの行き方

2022年11月10日

2022年現在、日本代表の髙橋藍が所属していることでお馴染みのチーム、パッラヴォ―ロ・パドヴァ。

パドヴァをホームタウンとする世界最高峰イタリアセリエAの男子バレーボールチームです。

この記事では、2022年10月に筆者が実際に現地に行った経験も踏まえて、

  • 最寄りの空港、イタリア主要都市からパドヴァへのアクセス
  • パドヴァ駅・バスターミナルから試合会場(キオエネアリーナ)へのアクセス

についてお話したいと思います。

パドヴァの位置について

まずパドヴァの場所についてざっくり確認します。

パドヴァはイタリア共和国北東部に位置するヴェネト州内の基礎自治体(コムーネ)のひとつです。

イタリアの国土を長ぐつで例えると、ひざ裏の下あたりですね(笑)。

またパドヴァから電車で30分のところには、水の都として有名なヴェネツィアがあります。

パドヴァへのアクセス

ここでは、

  1. ヴェネツィア空港からのパドヴァへのアクセス
  2. ローマ、ミラノからのパドヴァへのアクセス

について説明していきます。

イタリアではバス、鉄道の遅延は日常茶飯事です。余裕を持ったスケジュールを立てましょう。

ヴェネツィア空港からのアクセス

パドヴァの最寄りの空港がヴェネツィア空港です。

パドヴァ近郊の空港としてはトレヴィソ空港もあります。しかしこちらはほとんど格安航空会社専用の空港で、日本から行くことを考えた場合には利用されることは少ないと考えたため今回トレヴィソ空港には触れません(筆者は利用経験あり)。

おすすめはBusitalia(バスイタリア)の直通バス!

バス乗り場の様子

ヴェネツィア空港からパドヴァへのアクセス方法はいくつかありますが、ダントツでおすすめなのがBusitalia(バスイタリア)運行の直通バスを利用する方法です。

料金は片道8.5ユーロで、パドヴァバスターミナルまでの所要時間は1時間5分です。

チケットは空港出口ゲート内の公共交通チケットカウンターで購入できます。

便数は1時間に1,2便出ています。

2023年6月10日までの時刻表(表は左から平日、土曜、日曜祝日)

時刻表はこちらのページからも確認できます。

Busitaliaのバス乗り場は空港を出て左端にあります。

パドヴァへの行き方は、この他にも⑴バスでメストレ駅まで行ってそこから電車でパドヴァ駅へ行く方法と、⑵FlixBus(フリックスバス)という別会社直通バスを使う方法があります。所要時間はどちらの方法を使っても1時間前後とBusitaliaと変わりません。

しかし⑴メストレ駅を経由するルートは本数こそBusitaliaルートの倍近くありますが、乗換の必要性に加えて料金も計13.7ユーロと高くなります。

また⑵FlixBusは4.99ユーロから利用でき、Wi-Fiとコンセントがついているという利点はありますが、1日3便しかなく乗り場が分かりづらいす。

したがって個人的にはBusitaliaの利用をおすすめします。

ローマ、ミラノからのアクセス

ローマとミラノは言わずと知れたイタリアの2大中心地。

またローマは現在イタリア国内で日本からの直行便が唯一就航している都市ですし、ミラノは石川祐希の所属チームがある都市であるので、この2都市からパドヴァへの行かれる方も少なくないと思います。

おすすめは高速鉄道を早割で安く買う!

これらの街から陸路でパドヴァへ向かう場合は鉄道かバスを利用することになると思いますが、短期の滞在で移動時間を節約することを考えると、おすすめは高速鉄道の利用です

イタリアには旧国鉄であるTrenitalia(トレニタリア)と私鉄のItalo(イタロ)という2つの鉄道会社がそれぞれローマ⇔パドヴァ、ミラノ⇔パドヴァを結ぶ高速鉄道を運航しています。

Trenitaliaは便数が多く利便性が高い一方、Italoは少し安いです。しかし特に大きな違いはありません

なお筆者はItalo派です(笑)。

①ローマ(テルミニ駅)→パドヴァ

所要時間:約3時間半
料金:19.90~84.00ユーロ(最低クラス料金)

②ミラノ(中央駅)→パドヴァ

所要時間:約2時間
料金:9.90~45.00ユーロ(最低クラス料金)

料金に大きな幅があるのは早期購入割引があるからです。

したがって高速鉄道は旅程が決まった時点でできる限り早くチケット購入することをおすすめします。

Trenitalia、Italoのチケットの購入方法やその他詳しいことについては下記のブログ記事を参考にしてください。

【2022年最新】イタリア鉄道(Trenitalia/レニタリア)のチケット予約 徹底解説

【2022年最新】.italo(イタロ)のチケット予約・乗車方法・クーポンをわかりやすく解説【イタリア鉄道】

どうしても節約したいならバスもあり

フリックスバス

どうしても節約したい場合にはバスも使えます。バスを利用する場合はFlixBus(フリックスバス)が便利です。バスは早割で約5ユーロから利用できます。

①ローマ(ティブルティーナ・バスターミナル)→パドヴァ

所要時間:約6~10時間(便により大きく異なる)
料金:4.99~35.99ユーロ

②ミラノ(ランプナーノ・バスターミナル)→パドヴァ

所要時間:約3~3.5時間
料金:4.90~35.99ユーロ

※ランプナーノ・バスターミナルは、パワーバレーミラノの本拠地であるアリアンツ・クラウドから地下鉄で10分、歩いても25分とバレー観戦と組み合わせるならわりと便利です!

FlixBusの利用方法については下記ブログ記事を参考にしてください。

【FlixBus】フリックスバスを使って快適に旅しよう

キオエネアリーナへのアクセス

パドヴァ駅、バスターミナルからキオエネアリーナへは市バスを利用します。

バスのチケットは駅前のチケットオフィス、もしくはタバッキ(Tabacchi、いわゆるキオスク)で買うことができます。

駅前のチケットカウンター(グーグルストリートビューより)

シングルチケットは1.3ユーロで、75分以内の乗車であれば乗り換えし放題です。

チケットはこの他にも10枚つづり券や1日券もあるようです(それぞれの値段等は確認でき次第更新します)。

シングルチケット

チケットを買ったらバスに乗ります。

キオエネアリーナまでのバスは10番で、D乗り場から出ています。他の乗り場からも10番のバスが出てますが、逆方向になるので注意してください。

D乗り場

時刻表はグーグルマップから確認できます。日中は1時間に3,4便出ていますが、夜9時以降は1時間に1本となるので試合後にまたバスを利用される場合は注意してください。

帰り(アリーナ→駅方向)の時刻表

なおバスに乗った際には刻印機での打刻を忘れないようにしましょう。

キオエネアリーナの最寄りのバス停(San Marco fr. Palasport)までの所要時間は約10分。

バス停道路を挟んだすぐ向こう側にアリーナがあります。

ちなみに帰りのバス停も道路の向かい側にすぐ見えます。

到着しました。お疲れさまでした。

さあ試合観戦を楽しみましょう!!会場でお待ちしてます!!!

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