2021/22シーズン成績
コッパイタリア ベスト8
リーグ 11位
監督
ヤコポ・クッティーニ(イタリア)
登録選手
アウトサイドヒッター
#1 ダヴィデ・ガルディーニ 1999 203 イタリア
14 髙橋藍 2001 188 日本
15 マテイス・デスメット 2000 198 ベルギー
88 アスパルフ・アスパルホフ 2000 200 ブルガリア
ミドルブロッカー
#3 アンドレア・カネッラ 1998 200 イタリア
#4 リカルド・チェンジア 2001 198 イタリア
10 マルコ・ヴォルパト 1990 198 イタリア
22 フェデリコ・クロサート 2002 200 イタリア
オポジット
#9 トマッソ・グッツォ 2002 197 イタリア
12 ドゥシャン・ペトコヴィッチ 1992 199 セルビア
セッター
#7 フランチェスコ・ツォッペラーリ 1997 185 イタリア
#8 ダヴィデ・サイッタ 1987 189 イタリア
リベロ
13 ユリアン・ツェンガー 1997 190 ドイツ
18 マッテオ・レッリ 1995 181 イタリア
主なスタメン
OH:髙橋、アスパルホフ(ブルガリア)
MB:ヴォルパト(イタリア)、クロサート(イタリア)
OP:ペトコヴィッチ(セルビア)
S:サイッタ(イタリア)
L:ツェンガー(ドイツ)
チーム紹介
昨シーズン前半は若手の活躍で格上相手に勝利を収めて一躍ダークホースとなったものの、後半戦からは失速。最終的には2部降格をギリギリ回避する11位でリーグを終えた。
昨シーズンから主力メンバーがガラッと変わった今シーズン。
開幕前の評判はそこまでよいものではなかったが、開幕早々モデナ、ルーベといわゆる「BIG4」と呼ばれる強豪チームを立て続けに撃破してイタリアバレー界に衝撃を与えた。
その舞台の中心にいたのが今季で2シーズン目の髙橋藍。昨シーズンはリベロでの出場が多く守備には抜群の定評があったが、今季アウトサイドヒッターとしてスタメン出場を果たすと攻撃でも存在感抜群で、イタリアリーグの高いブロックをもろともせず開幕2試合で得点を量産しチームの勝利に大きく貢献。両日とも試合MVPにも選ばれた。
またその高橋とともに攻撃の中心を担うにはオポジットのペトコヴィッチ(セルビア)。ここ最近はポーランドリーグでプレーしていたが3シーズンぶりにセリエAに復帰。大事なところでのハイボールの決定力にでチームを支える。またセッターのサイッタ(イタリア)は昨シーズン西田が所属していたヴィボ・ヴァレンツィアでトスを上げていたベテラン。西田同様、髙橋とのコンビネーションもばっちり合っている。
チーム全体としては若い選手が多く、まだまだ安定したパフォーマンスを発揮できているとは言えないが、強豪を食う力があることは既に証明済みで、各チームからも警戒されている。特に髙橋の対角OHの選手が安定してくるとさらに手が付けられないチームとなるだろう。
今シーズンは昨シーズンのように後半失速することなく、このまま走り続けてほしい。
ホームアリーナ
キオエネ・アリーナ(Kioene Arena)
Via San Marco, 5335129 - Padova (PD)
写真:Lega Pallavolo Serie A、筆者撮影