コラム

スロベニア男子-VNL2021

2021年6月20日

FIVB世界ランキング 12位
東京オリンピック 不参加

登録メンバー

#1 トンチェック・シュターン OP/ 25/ 200/ 345
#2 アレン・パイェンク MB/ 35/ 203/ 357
#3 グレゴル・ペルヌシュ S/ 21/ 198/ -
#4 ヤン・コザメルニク MB/ 25/ 205/ 354
#5 アレン・シュケット OP/ 33/ 205/ 350
#6 ミティア・ガスパリーニ OP/ 37/ 200/ 346
#9 デヤン・ヴィンチッチ S/ 34/ 200/ 344
10 サショ・シュタレカル MB/ 25/ 214/ 354
11 ジガ・シュターン OH/ 27/ 193/ 345
12 ヤン・クロブツァル L/ 28/ 195/ 345
13 ヤニ・コヴァチッチ L/ 28/ 186/ 320
15 マティッチ・ヴィデチュニク MB/ 28/ 203/ 350
16 グレゴル・ロプレット S/ 32/ 191/ 338
17 ティネ・ウルナウト OH/ 33/ 200/ 355
18 クレメン・チェブイ OH/ 29/ 202/ 367
19 ロク・モジッチ OH/ 19/ 200/ 334

監督:アルベルト・ジュリアーニ(イタリア)

監督はダンディー

VNL2021の戦績(13日目終了時点)

vsセルビア ●1-3
vsイタリア ○3-0
vsポーランド ○3-1
vsオランダ ○3-0
vsアルゼンチン ○3-0
vsドイツ ●1-3
vsカナダ ○3-0
vsフランス ○3-2
vsロシア ○3-2
vsブラジル ●2-3
vsオーストラリア ○3-1
vsイラン ○3-1
vsアメリカ ○3-2

9勝 28ポイント 3位

主なスタメン

S16ロプレット、OH17ウルナルト、MB2パイェンク、OP1シュターン、OH18チェブイ、MB4コザメルニク、Lコヴァチッチ

チームの特徴

2010年代前半まではほぼ無名のチームでしたが、2015年のヨーロッパ選手権で怒涛の快進撃を果たして銀メダルを手にして以来、その後の4年間で一気に世界の強豪国の仲間入りを果たしたスロベニア。東京オリンピック出場こそ逃しましたが、次のパリ五輪で初出場を果たす可能性は十分にあります。

そんなスロベニアは今大会もかなり好調。ポーランド、フランス、ロシアと並みいる強豪を次々と撃破し、第4週終了時点で全体の3位につけていてファイナル進出も射程圏内です(ポーランドは過去2回の欧州選手権でどちらもスロベニアに敗れていて、今回もその相性の悪さが出ました(笑))。そんな好調のスロヴェニアを支えるのがアウトサイドヒッターのチェブイ。身長202㎝ながらジャンプ力が半端ではなく、最高到達点は驚異の367㎝。フロント、バック関係なく高さとキレのあるスパイクを叩き込みます。

ハイジャンパー、チェブイ

イタリアセリエAで6シーズンプレーし、昨年からジュリアーニ監督と共にポーランドの名門ジェシュフでプレーしています。また昨シーズン日本の石川祐希と共にイタリアのミラノでプレーしたミドルのコザメルニク、アウトサイドのウルナルトにも注目。特にベテランのウルナルトは10年以上世界のトップクラブで活躍している他、ビーチバレーの経験もあり、ポーランドのクビアクのようなお手本にしたいアウトサイドヒッターのひとりです。

スロベニアに対してもやはりサーブで攻めるしかありません。可能であれば相手エースのチェブイをサーブで崩して、彼の攻撃参加を妨害する、さらにはコートから出すことができればだいぶ楽な試合展開ができると思います。しかし他のアタッカーも世界トップレベルなのでチェブイばかりに気を取られるのには注意が必要です。2017年のネーションズリーグではホームで、しかも石川不在(かつ西田が代表に選べれる前)の中でスロヴェニアに勝利しましたが、この時も柳田をはじめだいぶサーブで攻めた結果の1勝だったと思います。一球入魂!!!

試合時間:22日(火) 23:00~(日本時間)
Volleyball TVで生配信

 

星取表はこちら

ジュリアーニ監督はイケメン特集でも紹介しました(笑)

写真:FIVB

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