先日、ポーランドメディアが語る日本代表について下記のようなツイートをしました。
これはポーランドのスポーツ新聞社PRZEGLĄD SPOLTOWYが制作したSkarb KIBICAというバレーボール世界選手権の小冊子内の日本チームを紹介するページなのですが、思いのほかそこそこの反応をいただけたので今回はこの文章を全部翻訳してみました。
翻訳が正確ではなかったり、日本語として読みにくいところもあるかもしれませんが、事前にご了承ください。
またブランさんの紹介のところは割愛させていただきました。ブランさんごめんなさい。

「素晴らしい守備職人たち、コート上の有名人」
日本はかつてバレーボールの強豪だった。現在はフィリップ・ブランの指揮のもと生まれ変わってきているが、低身長が妨げになっている。
「キューバのベストプレイヤーたちが国を離れて代表としてプレーしていないことはラッキーだと思います。なぜならもしそうなら彼らとは優勝を懸けて戦うことになるからです。そしてもうひとつ。日本人選手が今より身長が10~15cm高くないことに感謝します。なぜならもしそうなら自分たちが表彰台に上がるのはよりタフなものになるでしょうから」とウルフドッグス名古屋の選手、バルトシュ・クレクはかつて日本リーグのレベルについて尋ねたときにそう語った。
今年のネーションズリーグで見るものを魅了した日本代表は、技術的にとても優れ完璧にプレーする守備型の選手たちとして長年知られている。彼らはネーションズリーグの予選ラウンドを5位で終えた。もしフランスとの準々決勝直前の練習で石川祐希が足首の怪我を負わなかったら、彼らがそのボローニャでの決勝トーナメントをどのように終えたかは誰にもわからない。石川は日本の最大のスターだ。もうひとりのスターはオポジットの西田有志。この2人は輝かしいアタックとすばらしいサーブを持っている。
「桜の国」(ポーランドでは日本のことをこう呼ぶ)の選手たちはますます頻繁にヨーロッパのクラブに行っている。現在2人のチームメンバーがイタリアで活躍しており、控えのオポジットである宮浦健人はPSGスタル・ニサの新しい選手だ。
日本のファンは、自国の有名人の中でも人気のある自分たちのアイドルのためならどこへでも行く。日本とタイの石川ファンが、パンデミックで試合を飛んで見に行けないときに、ミラノチームのシーズンチケットを60枚も購入しサポートしたことは興味深い。
ポーランドでも有名なフィリップ・ブランコーチのおかげで日本人選手はますます強くなっている。彼は5年間彼らと仕事をしている。しかし、彼らの栄光の時代(3つのオリンピックのメダル、1972年の金メダルを含む)は遠い過去だ。
石川祐希

日本のメンバーの中で最も偉大なスター。8年間セリエAで活躍しており、アリアンツ・ミラノは石川のイタリアでのキャリアの中ですでに5つ目のチームだ。
彼はかなりのスポーツ一家出身だ。父親はランナーで、母親はバスケットボールをプレーしていた。姉と妹はどちらもバレーボール関係で、妹の真佑は同じくアウトサイドヒッターとしてプレーし、昨年のオリピックの日本代表に選ばれた。
2015年のワールドカップの際に大会のベストアウトサイドヒッターとしてドリームチームに選出された。
日本にかなり多数のファンを抱えており、国内大手企業のCMでも彼を見かけることができる。去年からチームのキャプテンを担っている。
感想
ネーションズリーグで石川のケガがなかったらどうなっていたかわからないと書かれていたのは純粋に力を認めてくれているようでうれしく思いました。
あとやっぱり日本のファンってヨーロッパとは少し違うし、それを不思議に思っているんだなというのはなんか感じますね。
皆さんはどのような感想を持たれたでしょうか?