試合レポート

西田有志のサーブが爆発!オランダに3-0で勝利しファイナルラウンド行きを決める!【バレーボールネーションズリーグ男子】

バレーボールネーションズリーグ2024男子大会第3週フィリピンラウンド、日本代表は現地時間6月21日(金)にオランダと対戦し3-0(25-18, 25-19, 25-20)で勝利した。

スターティングメンバー

日本

OH:大塚(8)、石川(15)
MB:小野寺(4)、健太郎(8)
OP:西田(16)
S:関田
L:小川

途中出場:OP宮浦(1)、OH甲斐(1)、S深津

オランダ

OH:ファンハルデレン(10)、テルマート(7)
MB:プラク(5)、パーキンソン(6)
OP:ニミル(7)
S:ケーミンク(1)
L:アンドリンガ

途中出場:OPアーイ(6)、Sメイス、OHヨルナ、OHコープス、MBウィテンブルフ

※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ

※()は得点

TOSHIKI’S MVP

OP西田有志

16得点(うちサーブ3、ブロック3)、アタック効果率32%

2セット目までのパフォーマンスならばOH石川かMB健太郎がMVPかなと思っていたが、3セット目に西田がすべて持っていった。

アタックに関しては効果率69%のOH石川と比べると特別によかったわけではなかったが、とにかく3セット目のサーブが凄かった。

9-12と3点ビハインドの場面から緩急をつけたサーブでサービスエース3本、それ以外もすべて相手を大きく崩して7連続ブレイクを決め16-12として日本のピンチを大きく救った。

その内1本は相手のアウトオブポジションによるミスだったが、ボール自体はレシーバーを大きく弾き飛ばすサービスエースだった(笑)。

またブロックポイントも両チーム最多の3本を決めていた今日の西田。アタッカーの中では両チームで最低身長なのを全く感じさせない。

やっぱり今年の西田はヤバい。

試合解説

カナダとの敗戦から見事に切り替えて改めて日本の強さを証明した試合となった。

OH藍がベンチアウトとなっていたが、オランダにはネーションズリーグ前の親善試合でOH石川とOH藍がいない状態で勝ち越していたので、今回も勝つとは思っていた。しかしこんな展開になるとは予想外であった。

1、2セット目は完全に日本のペースで進む。

S関田が上手くトスを分散させ、的を絞らせない効果率の高いアタックでOH石川、OH大塚、MB健太郎らを筆頭に日本が得点を重ねた。

また日本はサーブ&ブロックが上手く機能してコンスタントにブレイクが取れていたほか、逆にオランダは日本の堅いディフェンスに加えてアタックのミスが多く、アタック効果率を大きく下げてしまっていた。

特に大エースのOPニミルのアタック効果率が上がらなかったのが大きく響いた(しかし2セット目はエグいサービスエースを2本決めていた、2位に2倍の差をつけるVNLでぶっちぎりのサービスエース数)。

2セット目途中からそのOPニミルに代わって若手のOPアーイがコートに立つと、高い決定率でスパイクを決めて行った。

3セット目はそれに加えて序盤からオランダにサービスエースとブロックが複数出て、途中までオランダペースで試合が進む。

しかしOP西田の上記のような鬼神のごとき活躍で日本が大逆転に成功すると、そこからはOH石川のスパイクなどでコンスタントにサイドアウトを決めて24-17とマッチポイントを迎える。

そこからオランダに連続得点を許したが、最後は長いラリーからOH石川がS関田のディグから華麗なバックアタックを決めて25-20で日本が3セット目を取り切り3-0でオランダに勝利した。

日本はオランダには本当に負ける気配が全くない。ピアッツァ監督も怖くない(笑)。

OH藍に代わってスタメンとなったOH大塚はアタックに関しては試合後半で数字を落としてしまったのでやや課題が残ったが、守備面では安定したサーブレシーブで十分にアピールできていたと思う。

あとはサーブでももう少し頑張ってほしかった。

この試合のスタメンリベロを任されたL小川はサーブレシーブにディグにすばらしい活躍を見せたが、OPニミルのサーブに対しては2本のエースを献上してしまった。いやOPニミルのサーブはしょうがない。むしろそれと同数かまたはそれ以上に普通にサーブレシーブできてる方がすごい。

またトスについてもいいトスを上げていた。

パリ五輪に向けてアウトサイドヒッター争いも、リベロ争いも本当にレベルが拮抗していて熾烈である。本当にどうなるのだろう。

さて今回のオランダへのストレート勝利でウッチ(ポーランド)でのファイナルラウンド進出が決まったらしい。自分も行く予定だったので、そこに日本チームも行くことが確定してホッとした。

そのVNLファイナルラウンドの組み合わせ、そして何よりパリ五輪の組み合わせのためにも残るフランス戦とアメリカ戦も勝ちに行きたいところ。

まずは土曜のフランス戦。長い試合になりそうだ。

詳しい試合のスタッツはこちら

ハイライト動画

順位表(6/21(日本時間)終了時点)

VNL順位

1. スロベニア 9勝 23P ★
2. ポーランド 8勝 24P ★
3. イタリア 8勝 24P ★
4. カナダ 7勝 21P ★
5. フランス 7勝 20P ★
6. 日本 7勝 20P ★
7. ブラジル 6勝 20P

8. アルゼンチン 5勝 15P
9. キューバ 4勝 14P
10. セルビア 4勝 12P
11. アメリカ 4勝 12P
12. ドイツ 4勝 12P
13. オランダ 3勝 10P
14. ブルガリア 3勝 8P
15. イラン 2勝 6P
16. トルコ 1勝 5P

※上位7チームと開催国(ポーランド)がファイナルラウンド(6/27~30)に進出

★…ファイナルラウンド進出確定

世界ランキング

1. ポーランド 422.15 ☆
2. イタリア 363.44 ★
3. スロベニア 343.24 ★
4. 日本 341.78 ☆
5. アメリカ 332.37 ☆
6. ブラジル 324.22 ☆
7. フランス 315.16 ☆
8. アルゼンチン 294.70 ★
9. カナダ 278.55 ☆
10. セルビア 256.50
11. ドイツ 246.01 ☆
12. キューバ 245.68
13. オランダ 205.93 

20 エジプト 164.05 ★(アフリカ最上位)

※VNL予選ラウンド終了時点でアフリカ最上位と既にパリ五輪出場権のある国を除く上位4か国がパリ五輪出場権を獲得する

☆…開催国および五輪予選で出場権を獲得した国

★…VNL予選ラウンド終了後のパリ五輪出場確定

次戦情報

vs フランス

6月22日(土)20:00~(日本時間)

テレビ放送

BS-TBS(LIVE、19:30~)

TBSネーションズリーグ特設サイト(テレビ放送予定などを確認できます):https://www.tbs.co.jp/volley-nationsleague/

ネット配信(LIVE)

①VBTV(英語、有料): https://www.volleyballworld.tv/home

②U-NEXT(日本語、有料)

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ネーションズリーグのネット視聴に関する詳しい解説はこちら↓

Photo: FIVB

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