イタリア男子バレーボールリーグのプレーオフ3位決定戦第4戦、石川祐希所属のミラノは現地時間4月27日(土)にトレンティーノと対戦し、3-1 (25-21, 18-25, 25-20, 25-21)で勝利した。石川は両チーム最多28得点の活躍で勝利に貢献しMVPに選ばれた。この結果ミラノはリーグ3位となり、来季の欧州チャンピオンズリーグの出場権を獲得した(クラブ史上初)。
石川選手試合後インタビュー
トシキ:3位おめでとうございます。今の気持ちを率直にお願いします。
石川:しっかりとチャンピオンズリーグの切符を獲得できましたし、去年以上の成績は収められたので、 満足は全くしてないですけどやるべきことはしっかりやったなと思っています。
トシキ:満足は全くしていないというのは、どういう部分で満足されていないのでしょうか。
石川:決勝を目指していたので、そこが達成できなかったことはあります。 そこが1番大きいですかね。
トシキ:今日の試合はいつもより石川選手にトスが多く上がっていたようでした。それに関してセッターのポッロ選手に声をかけたりはされたのでしょうか。
石川:声はあんまりセッターにはかけたくないので、ちょっと表現はしたと思いますけど。 今シーズンに関しては、なかなか欲しいところで(トスを)持ってきてもらえることが少なかったので、やっと最後、 大事なところでどんどんどんどん(トスを)上げてくれたなと思ったので、それはちょっと嬉しかったですね。
トシキ:このミラノでの5シーズンは本当に1年1年、新しい歴史を刻んでこれれたと思います。このミラノでの5シーズンを振り返っていかがですか。
石川:本当にいいチームだったと思いますし、プレジデントをはじめスタッフの方々だったりチームメイトにも恵まれて、ミラノの歴史じゃないですけど、それを一緒に作ってこれたのは非常に嬉しかったと思いますし、今日に関しても試合で勝って、ミラノはチャンピオンズリーグに初めて出場するので、それに貢献できたということは非常に嬉しく思います。
トシキ:これでクラブシーズン終了して代表シーズンが始まります。オリンピックイヤーでもある今年の代表シーズンにむけてひとことお願いします。
石川:まずしっかりと休んで、合流してまた代表の選手たちと一緒にプレーできるのが楽しみですし、パリオリンピックでメダル獲得するために、もう1度精度を上げながら練習をしていきたいと思います。