欧州バレーボール連盟CEVカップ準決勝2レグ、林謙人コーチ所属のキエリ(イタリア)は現地時間2月28日(水)にパリ(フランス)と対戦し、3-0(25-22, 25-23, 25-23)で勝利した。
第1セットスタメン
キエリ
OH:スキナー(アメリカ)、オモルイ(イタリア)
MB:グレイ(イタリア)、ヴァイツェル(ドイツ)
OP:グロベルナ(ベルギー)
S:マリノヴ(イタリア)
L:スピリト(イタリア)
パリ
OH:パルグトヴァ(スロバキア)、ケツマン(セルビア)
MB:セイター(アメリカ)、エレーラ(アルゼンチン)
OP:クーニョ(アルゼンチン)
S:アランコ(フィンランド)
L:ジェラン(フランス)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ

MVP:OPカヤ・グロベルナ(ベルギー)
16得点(うちブロック1)、アタック効果率32%
この結果キエリはCEVカップ決勝進出を決めた。
決勝戦1レグ(アウェイ)は日本時間3月13日(水)27:00からヌーシャテル(スイス)と対戦する。
また次回のイタリアリーグは日本時間3月3日(日)23:00からスカンディッチと対戦する。
林謙人コーチのコメント
2024年オリンピック開催地のパリ僕自身初めての訪問素晴らしいPalazetto(体育館)と美しい街並みに心躍り試合に臨みました。
キーは相手のアウトサイドを抑えてカウンターアタックで得点を量産するというところでした。
結果としてストレートで勝利する事ができましたが、どのセットも苦戦し、本当に素晴らしいチームと戦えたと思っています。
パリの監督はイタリア人でまだ30代のライジングスター。策士で様々な戦術を駆使してきました。特にサーブ戦術に関してはキエリがやられたくない事を徹底的に遂行されたので、そこからブロック&ディフェンスにハマってしまったのが苦戦の要因の一つです。
逆に私たちはブロックを前節よりも機能させる事ができ、先述したようにカウンターアタックにうまく繋げられたのが勝負どころを落とさなかったポイントでした。
いよいよファイナル進出キエリに新たな歴史を刻めるよう、ファンの皆様と最後まで戦い抜きます日曜のスカンディッチ戦も応援よろしくお願いします!
Photo: Vittorio Avondo, CEV