フランス男子バレーボールリーグ第15節、宮浦健人と甲斐優斗が所属するパリは現地時間1月6日(土)にトゥールコアンと対戦し3-2(25-20, 25-18, 17-25, 20-25, 15-10)で勝利した。宮浦健人はチーム最多25得点、甲斐優斗は途中出場したが得点はなかった。
第1セットスタメン
パリ
OH:コヴァチェヴィッチ(セルビア)、パヌ(フランス)
MB:マーセ(ドイツ)、ウェッター(アメリカ)
OP:宮浦
S:オッサール(フランス)
L:カプル(セルビア)
トゥールコアン
OH:ロドリゲス(ブラジル)、キロガ(アルゼンチン)
MB:ファステランド(ノルウェー)、ローリッグ(フランス)
OP:クカルツェフ(アルゼンチン)
S:ジラウド(アルゼンチン)
L:ルベイル(フランス)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
観戦レポート
第1セット、序盤からMBウェッターのスパイクなどで5-2とパリが先行すると、さらにOP宮浦のスパイクやOHパヌのブロックで9-3と点差を広げる。その後Sオッサールがうまくトスを散らしてサイドアウトを重ねて14-8とパリがリードを保つ。そこからOP宮浦のサービスエースなどで17-10とまたリードを広げると、終盤にもOP宮浦がサービスエースを決めて24-18とパリが先にセットポイントを迎える。最後はMBマーセがスパイクを決めて25-20でこのセットをパリが取る。
第2セット、再び序盤からパリがMBウェッターのスパイクやOHパヌのブロックで7-2と大きく抜け出す。中盤にもMBマーセのブロックやOHパヌのスパイクで16-10と点差を広げる。ここでトゥールコアンがMBファステランドのブロックやOPクルカツェフのサービスエースで16-13と点差を縮めるが、その後ミスが続いて21-15と再びパリが大きく点差を広げる。最後はトゥールコアンのサーブミスで25-18となりこのセットもパリが取る。
第3セット、今度は途中出場OPラヴィーン(フランス)のサービスエースなどで3-6と序盤からトゥールコアンがリードする。その後もOHロドリゲスのスパイクなどで6-12と点差を広げる。パリはOH甲斐を投入するなどしてチャンスを伺うも、トゥールコアンがOHキロガやOHロドリゲスのスパイクで着実に点数を重ねて12-20とリードを保つ。そのまま最後はパリのサーブミスで17-25となり、このセットをトゥールコアンが取る。
第4セットも序盤からOHキロガのサービスエースやMBローリッグのブロックで4-6とトゥールコアンがリードする。パリもMBウェッターのブロックなどで8-8と一度同点に追いつくが、OHキロガのスパイクなどでトゥールコアンが9-12とすぐまたリードを広げる。その後MBファステランドのブロックなどで16-20とトゥールコアンがリードを保ったまま終盤を迎える。そのまま最後はパリのサーブミスで20-25としてこのセットをトゥールコアンが取る。
第5セット、OP宮浦のスパイクやブロックで3-0とパリが出だしからリードする。さらにOP宮浦やMBマーセのスパイクでサイドアウトをとって8-5とパリリードでコートチェンジ。その後もOHパヌのスパイクでブレイクを決めて12-7と点差を広げると、そのまま最後はトゥールコアンのミスで15-10となり、このセットをパリが取り切る。
この結果パリが3-2でトゥールコアンに勝利した。
MVP:OP宮浦健人 25得点(うちサーブ3、ブロック1) アタック効果率25.00%
OH甲斐優斗 得点なし アタック効果率−100%
これでパリは通算成績7勝8敗18ポイントとし、順位を1つ上げて10位となった。
次は日本時間1月13日(土)26時00分からポワティエと対戦しする。
リーグHP: https://www.lnv.fr/lam/statistiques
配信サイト(有料):https://www.lnvtv.com/
Photo: LNV, Paris Volley