フランス男子バレーボールリーグ第14節、宮浦健人所属のパリは現地時間1月3日(水)にトゥールと対戦し0-3(20-25, 19-25, 27-29)で敗れた。宮浦健人はチーム最多16得点、甲斐優斗は途中出場したが得点はなかった。
第1セットスタメン
パリ
OH:コヴァチェヴィッチ(セルビア)、パヌ(フランス)
MB:マーセ(ドイツ)、ユルコヴィックス(オーストリア)
OP:宮浦
S:モッタパエス(フランス)
L:カプル(セルビア)
トゥール
OH:ポトン(フランス)、メンデス(アルゼンチン)
MB:レアンドロ(ブラジル)、パーキンソン(オランダ)
OP:ファガナス(ブラジル)
S:チョリッチ(ボスニア)
L:ラモン(フランス)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
試合レポート
第1セット、序盤からOHポトンやMBレアンドロのスパイクで得点を重ねたトゥールが3-6とリードする。さらにOPファガナスのスパイクなどで5-12とトゥールが点差を広げる。パリはOHパヌのスパイクやMBユルコヴィックスのブロックで11-15と点差を縮めるが、その後パリのミスなどで11-18と再びトゥールが大きくリードする。12-18の場面でOH甲斐がリリーフサーバーでフランスリーグデビューをするがブレイクにはつながらず。終盤にOHパヌのブロックやOP宮浦のサービスエースで19-22とパリが追い上げるが、最後はOHポトンのスパイクが決まり25-20でこのセットをトゥールが取る。
第2セット、OP宮浦やOHパヌのスパイクで5-2と序盤でパリが抜け出す。しかしMBレアンドロやOHメンデスのスパイクで7-8とトゥールが逆転。さらにパリのSモッタパエスが負傷退場となり、Sチョリッチのサービスエースなどで8-11とトゥールがリードする。その後パリはOP宮浦のスパイクなどで13-12と再びリードを奪うが、OHポトンのスパイクなどでブレイクしたトゥールが15-17と再度逆転する。終盤にもOHメンデスのサービスエースやMBパーキンソンのブロックで4連続ブレイクを決めて18-24とトゥールがセットポイントを迎えると、最後はOHポトンがスパイクを決めて19-25でこのセットもトゥールが取る。
第3セット、序盤にOP宮浦のスパイクや2連続サービスエースが決まるなどして5-2とトゥールが先行する。トゥールもOPファガナスのサービスエースなどで連続得点して5-5とすぐ同点に追いつくが、MBマーセのスパイクやブロックで11-8とパリがリードを保つ。その後トゥールにサーブミスが続き、点差が動かいないまま19-16と試合が進む。しかしMBレアンドロがOH甲斐をブロックし、さらに途中出場のMBプレヴェール(フランス)のサービスエースで19-19とトゥールが同点に追いつく。そこからパリはMBマーセのブロックやOHパヌのスパイクで24-22と先にセットポイントを迎えるも、途中出場のOHタメアル(エストニア)のスパイクで24-24と土壇場で同点に追いつきデュースへ。しばらくパリが先行する形でサイドアウトの取り合いが続いたが、OPファガナスのブロックで27-28とトゥールが逆転。そのまま最後はSチョリッチがOHパヌを止めて27-29でこのセットをトゥールが取り切る。
結果パリは0-3でトゥールに敗れた。
MVP:Lルカ・ラモン サーブレシーブ成功率61%
OP宮浦健人 16得点(うちサーブ3) アタック効果率33.33%
OH甲斐優斗 得点なし アタック効果率−50%
これでパリは通算成績6勝8敗16ポイントとし、順位を2つ下げて11位となった。
次は日本時間1月7日(木)3時00分からトゥールコワンと対戦しする。
リーグHP: https://www.lnv.fr/lam/statistiques
配信サイト(有料):https://www.lnvtv.com/
Photo: Paris Volley