試合レポート

ミラノがヴェローナに逆転負け、石川祐希は引き続き不出場

イタリア男子バレーボールリーグ第9節、石川祐希所属のミラノは現地時間12月10日(日)にヴェローナと対戦し、2-3(25-23, 21-25, 25-23, 21-25, 11-15)で敗れた。石川祐希は腰痛のため不出場だった。

第1セットスタメン

ミラノ

OH:メルガレホ(キューバ)、カジースキ(ブルガリア)
MB:ロセル(アルゼンチン)、ピアノ(イタリア)
OP:レゲルス(ベルギー)
S:ポッロ(イタリア)
L:カターニャ(イタリア)

ヴェローナ

OH:ジャヴォロノク(チェコ)、モジッチ(スロベニア)
MB:ジンゲル(オーストリア/イタリア)、グロズダノフ(ブルガリア)
OP:アミン(イラン)
S:スピリト(イタリア)
L:ダミコ(イタリア)

※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ

試合レポート

第1セット、序盤からSポッロが多彩な攻撃を見せるミラノに対しヴェローナはOPアミンを中心に得点を重ね、10-10と競ったまま試合が進む。そこからOPレゲルスのサービスエースなどでミラノが連続得点を決めて14-11とリードを広げる。その後もOHメルガレホのスパイクやMBピアノのブロックで得点したミラノが21-17とリードを保つ。終盤にヴェローナがOPアミンのブロックとアタックで23-23と同点に追いつくが、最後はOHカジースキがスパイクを決めて25-23でこのセットをミラノが取る。

第2セット、今度はヴェローナが出だしからOHモジッチのサービスエースやMBジンゲルのスパイク、サービスエースなどで次々と得点を決めて2-9と序盤から大きくリードする。その後ミラノがOHメルガレホのサービスエースやOHカジースキのスパイク、途中出場のMBヴィテッリ(イタリア)のブロックなどで8-10と点差を縮める。しかしOPアミンのサービスエースなどでヴェローナが10-15と点差を広げると、さらにOHモジッチのパイプ攻撃や途中出場のOHサニ(アメリカ)のブロックなどで12-19と7点差とする。そこからまたミラノがOHメルガレホの連続サービスエースやMBロセルのブロックなどで19-21と2点差まで詰め寄るが、最後はOPアミンがスパイクを決めて21-25でこのセットをヴェローナが取る。

第3セット、序盤からミラノがMBロセルのブロックやスパイクで得点すると、ヴェローナはOPアミンのスパイクなどで得点し、点差が離れないまま10-10と試合が進む。その後もサイドアウトの取り合いとなり、ミラノはOHメルガレホ、ヴェローナはOHサニらで得点を重ねて20-20となる。ここでOHモジッチのスパイクとブロックで20-22とヴェローナがリードを広げるが、直後にOHメルガレホのパイプ攻撃などで23-22とミラノが逆転。そのまま最後はMBロセルがOHモジッチをブロックして25-23でこのセットをミラノが取る。

第4セット、出だしからヴェローナに連続でアタックミスが出ると、そこからOPレゲルスのアタックやブロックで得点したミラノが9-7とリードする。しかしOHモジッチのスパイクやミラノのアタックミスで12-13とヴェローナが逆転する。さらに途中出場のOPケイタ(マリ)の3連続スパイクなどで14-18とヴェローナがリードを広げると、終盤にもOPケイタのブロックでブレイクを決めて18-23とする。そのまま最後はMBジンゲルがスパイクを決めて21-25でこのセットをヴェローナが取る。

第5セット、序盤からOHモジッチのブロックとサービスエースでブレイクに成功したヴェローナが3-5と先行する。その後OPレゲルスのスパイクで8-8とミラノが同点に追いつくも、OPケイタやOHモジッチのスパイクで8-11とすぐヴェローナに逆転を許す。そのまま最後はOHサニがスパイクとブロックを続けて決めて11-15でこのセットをヴェローナが取り切る。

この結果2-3でミラノはヴェローナに敗れた。

MVP:Lフランチェスコ・ダミコ サーブレシーブ成功率65%、ディグ成功本数7本

これでミラノは通算成績4勝5敗14ポイントで暫定7位となった。

次回は日本時間12月18日(月)24時30分からターラントと対戦する。

イタリアリーグHP: https://www.legavolley.it/
配信(VBTV、有料): https://www.volleyballworld.tv/home

Photo: legavolley.it

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