試合レポート

髙橋藍MVP!モンツァがカターニャを3-1で破る

イタリア男子バレーボールリーグ第9節、髙橋藍所属のモンツァは現地時間12月10日(日)にカターニャと対戦し、3-1(25-16, 22-25, 25-12, 25-18)で勝利した。髙橋藍は先発出場し19得点の活躍で試合のMVPに選出された。

第1セットスタメン

モンツァ

OH:髙橋(日本)、レプキー(カナダ)
MB:ガラッシ(イタリア)、ディマルティーノ(イタリア)
OP:シュワーツ(カナダ)
S:フェルナンド(ブラジル)
L:ガッギーニ(イタリア)

カターニャ

OH:バシッチ(フランス)、ランダッツォ(イタリア)
MB:トンド(イタリア)、マシュロヴィッチ(セルビア)
OP:ブチェッガー(ドイツ)
S:オルドゥナ(アルゼンチン)
L:カヴァッチーニ(イタリア)

※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ

試合レポート

第1セット、序盤からOH髙橋のスパイクやMBディマルティーノのブロックで連続得点を決めたモンツァが8-3とリードする。その後もOH髙橋のブロックで12-5、OHレプキーのサービスエースなどで18-12としてモンツァが点差を広げる。終盤にもOH髙橋のサーブから自身のスパイクなどで連続得点を決めて24-15とモンツァがセットポイントを迎えると、最後は相手のサーブがミスになり25-16でこのセットをモンツァが取る。

第2セット、出だしはOPブチェッガーのスパイクなどで0-3とカターニャが先行する。その後MBガラッシのサービスエースなどで12-12とモンツァが追い付くと、そこからはお互いにブレイクを奪い合う競った展開になる。モンツァはOH髙橋を中心に得点を重ねて21-21と試合が進むが、カターニャがOPブチェッガーのスパイクで22-24と先にセットポイントを握る。最後はMBトンドのサービスエースが決まり22-25でこのセットをカターニャが取る。

第3セット、MBガラッシとMBディマルティーノのサービスエースで序盤からモンツァが7-4と抜け出す。更にSフェルナンドのサーブからOH髙橋のスパイクやMBガラッシのブロックなどでモンツァが一気に7連続得点を決めて14-5と点差を大きく広げる。その後もOH髙橋のスパイクやMBディマルティーノのブロックで20-8とリードを広げ、最後もMBガラッシとOH髙橋の連続ブロックが決まり25-12でこのセットをモンツァが取る。

第4セット、序盤は競った展開となったが、MBガラッシのブロックで8-6とモンツァが一歩前に出る。さらにMBディマルティーノのブロックなどで4連続ブレイクに成功して13-7とリードを広げる。カターニャもOHランダッツォのスパイクやブロックで15-12と点差を縮めるも、OH髙橋のスパイクなどで19-14とモンツァが再度点差を広げる。その後もMBディマルティーノのスパイクやブロックで24-17と点差を広げてマッチポイントを迎えると、最後はOH髙橋がパイプ攻撃を決めて25-18でこのセットもモンツァが取る。

この結果3-1でモンツァはカターニャに勝利した。

MVP:OH髙橋藍 19得点(うちブロック3)、アタック効果率53.57%

これでモンツァは通算成績6勝3敗17ポイントで暫定4位となった。

次回は日本時間12月18日(月)2時00分から谷口渉所属のパドヴァと対戦する。

イタリアリーグHP: https://www.legavolley.it/
配信(VBTV、有料): https://www.volleyballworld.tv/home

Photo: legavolley.it

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