フランス男子バレーボールリーグ第23節、宮浦健人と甲斐優斗選所属のパリは現地時間3月1日(金)にナント・ルゼと対戦し1-3(20-25, 19-25, 25-27)で敗れた。宮浦健人は先発出場し15得点、甲斐優斗は途中出場で8得点の活躍だった。
第1セットスタメン
パリ
OH:パヌ(フランス)、コンデ(アルゼンチン)
MB:マーセ(ドイツ)、ウェッター(アメリカ)
OP:宮浦(日本)
S:モッタパエス(フランス)
L:カプル(セルビア)
ナント・ルゼ
OH:エノ(フランス)、ロペス(アルゼンチン)
MB:ヒュッツ(フランス)、モンテス(ブラジル)
OP:ネヴェス(ブラジル)
S:シャボイサン(フランス)
L:マッシミノ(アルゼンチン)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
MVP:OPチゾーラ・ネヴェス
14得点、アタック効果率31.25%
OP宮浦健人
15得点(うちサーブ1、ブロック1)
アタック効果率35.71%
OH甲斐優斗
8得点(うちサーブ1)
アタック効果率46.67%
これでパリは通算成績13勝10敗36ポイントとして暫定8位を維持。
次は日本時間3月9日(土)26時00分からショーモンと対戦する。
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トシキのコメント
ホームでの1レグに続きナントに敗北…。
ナントはフランスリーグの中でも特にテクニック系のチームで、その上手さをパリはなかなか攻略できませんでした。
特にその象徴がセッターのシャボイサン。かなりのポッコリお腹の持ち主なのにめちゃめちゃ上手い(笑)。
まだまだ20歳と若手で、同世代のパリのモッタパエスとはライバル。痩せたらすぐにでもフランス代表入れると思います、痩せたら(笑)。
またパリはサーブでナントのレシーブを崩せませんでした。エースは3本あったものの、半分以上のボールをAパスで返されてしまっては厳しいです。
逆にナントはサーブからのブロック&レシーブがよく機能している印象でした。
宮浦個人のパフォーマンスはよかったと思いますが、パヌのアタックが決まらなかったのが苦しかった。
しかし代わりに入った甲斐がいいパフォーマンスを発揮しました。特に3セット目の終盤に彼のサーブから連続ブレイクしてデュースまで持ち込んだシーンはしびれました。
あそこでセットを取り入れていれば逆転勝利も十分に狙えただけに惜しかった。しかし甲斐の実力を見せるいい機会になったと思いますし、これを機にこれから彼の出番がもっと増えることを願います!!
いずれしろリーグ8位とプレーオフ進出崖っぷちの状況には変わりないので、残り3戦全勝できるよう頑張ってほしいです!!
Photo: LNVofficiel