イタリア男子バレーボールリーグ第2節、髙橋藍所属のモンツァは現地時間10月29日(日)にホームでペルージャと対戦し、0-3(23-25, 30‐32, 22-25)で敗れました。
髙橋藍はスタメンで出場し、チーム2位の14得点でした。
第1セットスタメン
モンツァ
OH:マー(カナダ)、髙橋
MB:ガラッシ(イタリア)、ディマルティーノ(イタリア)
OP:シュワーツ(カナダ)
S:フェルナンド(ブラジル)
L:ガッギーニ(イタリア)
ペルージャ
OH:レオン(ポーランド)、セメニウク(ポーランド)
MB:ソレ(アルゼンチン/イタリア)、フラヴィオ(ブラジル)
OP:エレラ(キューバ)
S:ジャンネッリ(イタリア)
L:コラーチ(イタリア)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
試合レポート
第1セット、序盤はお互いにブレイクを奪いながらも点差が開かず10-10と試合が進みます。その後MBフラヴィオのスパイクやOPエレラのサービスエースなどでペルージャが16-18とリードしますが、OHマーのブロックなどでモンツァも連続得点を決めて19-18と逆転します。しかし終盤でOHマーがスパイクを連続でミスにしてしまい21-22とペルージャが再度リードします。そこからモンツァはOH髙橋のアタックなどで得点をするも、最後はMBフラヴィオのブロックがコートギリギリに決まり23-25でこのセットをペルージャが取ります。
第2セット、モンツァが出だしからOH髙橋やOPシュワーツのスパイクで得点を重ねて9-5とリードを広げます。しかしOHレオンのブロックやスパイクで18-16と点差を詰められると、さらにOHセメニウクのサーブからサービスエースなどでペルージャが4連続ブレイクを決めて21-23と逆転に成功します。その後ペルージャに続けてミスが出でモンツァが23-23と同点に追いつきそのままデュースになります。OH髙橋藍のスパイクやブロックで28-27とモンツァがセットポイントを握る場面もありましたが、最後はOPエレラが連続でブロックを決めて30-32でこのセットもペルージャが取ります。
第3セット、序盤はOPシュワーツを中心に得点を重ねたモンツァが6-4と先行します。中盤にMBフラヴィオのスパイクなどでペルージャが4連続得点をあげて11-15と逆転しますが、直後にミスが重なりモンツァが15-15と追いつきます。しかしOHセメニウクがラリー中から連続でスパイクを決めきり16-19と再びペルージャが抜け出します。終盤OHマーのブロックやサービスエースで21-21とモンツァが同点まで追いつきますが、最後は途中出場のOHプロトニツキ(ウクライナ)がOPシュワーツをブロックで止めて22-25でこのセットをペルージャが取ります。
この結果0-3でモンツァはペルージャに敗れました。
MVP:OHカミル・セメニウク(14得点(うちサーブ1)、アタック決定率50%)
髙橋藍は14得点(うちブロック1)、アタック決定率65%でした。
次回は日本時間11月6日(月)1時00分からモデナと対戦します。
イタリアリーグHP: https://www.legavolley.it/
配信(VBTV、有料): https://www.volleyballworld.tv/home
髙橋藍の試合後コメント(英語インタビューからの意訳)
自分自身ペルージャからのプレッシャーを感じながらの試合でした。自分たちのプレーはとてもよかったのですが、セット終盤でもっとパッションを出していくことが必要でした。そういうメンタルの強さという部分は今後改善する必要があると思います。
Photo: legapallavoloseriea