イタリア男子バレーボールリーグ第2節、石川祐希所属のミラノは現地時間10月29日(日)にピアチェンツァと対戦し0-3(23-25, 21-25, 23-25)で敗れました。
石川祐希はスタメンで出場し9点の活躍でした。
第1セットスタメン
ミラノ
OH:カジースキ(ブルガリア)、石川
MB:ロセル(アルゼンチン)、ピアノ(イタリア)
OP:ディルリッチ(クロアチア)
S:ゾンタ(イタリア)
L:カターニャ(イタリア)
ピアチェンツァ
OH:ルカレッリ(ブラジル)、レアル(ブラジル)
MB:リッチ(イタリア)、シモン(キューバ)
OP:ロマノ(イタリア)
S:ブリザール(フランス)
L:スカンフェーラ(イタリア)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
試合レポート
第1セット、ミラノはMBロセルのサーブからサービスエースを含む3連続得点で9-6、さらにMBピアノの2連続サービスエースで14-10とリードします。しかしその後OPロマノのスパイクやSブリザールのサービスエースで16-16とピアチェンツァが同点に追いつくと、さらにOPロマノのサービスエースで19-21と逆転します。そこから両者サイドアウトの応酬になりますが、最後はMBリッチのスパイクが決まり23-25でこのセットをピアチェンツァが取ります。
第2セット、序盤からピアチェンツァに連続ブロックが出て2-3と先行します。ミラノはOPディルリッチを中心に得点を重ねますが、OHルカレッリのサービスエースやOPロマノのスパイクなどでコンスタントにブレイクを重ねたピアチェンツァが9-13とリードを広げます。終盤にOH石川のスパイクや途中出場のMBヴィテッリ(イタリア)のサービスエースで19-21と点差を縮めますが、その後OHルカレッリが連続でスパイクを決めるなどして20-24とピアチェンツァがセットポイントを握ります。最後はOH石川のサーブがネットにかかり、21-25でこのセットもピアチェンツァが取ります。
第3セット、ミラノはMBヴィテッリとOHメルガレホ(キューバ)はスタートから起用します。序盤はミラノにミスが重なり2-6とピアチェンツァがリードしますが、OHメルガレホのスパイクやサーブですぐにミラノが7-7と追いつきます。しかしSブリザールのスパイクなどでブレイクを決めて11-14とピアチェンツァが抜け出すと、MBシモンのスパイクやサービスエースで18-22と点差を広げます。終盤にミラノがリリーフサーバーでOHカジースキを投入するとサーブから連続ブレイクを決めて22-23と1点差まで詰め寄りますが、最後はOHレアルのスパイクが決まり23-25でこのセットもピアチェンツァが取ります。
この結果0-3でミラノはピアチェンツァに敗れました。
MVP:OHリカルド・ルカレッリ(16得点(うちサーブ1、ブロック1)、アタック効果率52.38%)

石川祐希は9得点、アタック効果率47.37%した。
次回は日本時間11月5日(日)2時00分からチステルナと対戦します。
リーグHP: https://www.legavolley.it/
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Photo: legavolley.it