フランス男子バレーボールリーグ第2節、宮浦健人所属のパリは現地時間10月28日(土)にホームでトゥールと対戦し、3-1(25-21, 25‐15, 21-25, 26-24)で勝利しました。
宮浦健人はオポジットとしてスタメンで出場し、チーム最多の23得点の活躍で勝利に貢献しました。
第1セットスタメン
パリ
OH:コヴァチェヴィッチ(セルビア)、パヌ(フランス)
MB:マーセ(ドイツ)、ウェッター(アメリカ)
OP:宮浦(日本)
S:モッタパエス(フランス)
L:カプル(セルビア)
トゥール
OH:ポトン(フランス)、タメアル(エストニア)
MB:レアンドロ(ブラジル)、パーキンソン(オランダ)
OP:アボウバカル(ブラジル)
S:チョリッチ(ボスニア)
L:ラモン(フランス)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
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試合レポート
第1セット、序盤でいきなりOP宮浦がサービスエースを決めますが、点差は離れず7-7と試合が進みます。その後トゥールのミスから11-8とパリが抜け出すと、さらにOHパヌのパイプ攻撃やMBウェッターのブロックなどで17-13とリードを広げます。終盤にもMBマーセの連続ブロックなどでパリが点数を重ねると、最後は相手のサーブがミスになり25-21でこのセットをパリが取ります。
第2セット、出だしからOP宮浦がスパイクとサービスエースを決めると、OHパヌにもエースが出て6-2とパリがリードします。その後もOHコヴァチェヴィッチのサービスエース、OP宮浦の強烈なスパイクやブロックで12-6とパリが点差を広げます。さらに終盤にも連続得点が決まり22-11とパリが大きくリードすると、最後はOHパヌがハイボールを決めきって25-15でこのセットもパリが取ります。
第3セット、出だしこそOPアボウバカルのサービスエースやスパイクなどで1-5とトゥールがリードしますが、OHパヌの2連続サービスエースなどでパリが追い付き5-5となります。そこから競った展開が続きますが、中盤トゥールにサービスエースやブロックがコンスタントに決まり、またパリにミスも重なって15-20とトゥールが抜け出します。パリは終盤OP宮浦とOHパヌのスパイクで粘りますが連続得点が取れず、最後はMBレアンドロのスパイクで21-25としてこのセットをトゥールが取ります。
第4セット、8-8まで競った展開となりますが、パリの連続ミスから8-12とトゥールが抜け出します。そこからOP宮浦やMBマーセのスパイクなどで連続得点を決めたパリが18-19と1点差まで詰め寄りますが、MBパーキンソンのサービスエースなどで18-22と再度点差を広げられます。しかし終盤にOHパヌとMBマーセのサービスエースなどでパリが23-23と同点に追いつきデュースになると、OP宮浦が難しいハイボールを決めて25-24とパリがマッチポイントを握ります。最後はMBウェッターのブロックが決まり、26-24でこのセットをパリが取り切ります。
この結果、3-1でパリがトゥールに勝利しました。
MVP:OHジョアキム・パヌ(18得点(うちサーブ4)、アタック決定率54%)
OP宮浦健人はチーム最多23得点(うちサーブ2、ブロック1)、アタック決定率59%でした。
次は日本時間11月5日(日)2時からトゥールーズと対戦します。
リーグHP: https://www.lnv.fr/lam/statistiques
配信サイト(有料):https://www.lnvtv.com/
※写真は昨シーズンのもの
Photo: PLS