インタビュー

宮浦健人「自分は全然通用すると思っている」

2022年10月15日

現地時間10月14日、ポーランド男子バレーボールリーグ第4節ラドム対ニサの試合が行われ、宮浦健人が所属するニサが3-1(25-22, 25-21, 19-25, 27-25)でラドムに勝利した。

宮浦は主にリリーフサーバーで全セットに途中出場。サービスエース2本とスパイク1本の計3得点の活躍だった。

―今日の試合を振り返っていかがですか。

宮浦:1、2セット目はこっちのサーブが機能していたんで、思うように試合を進めることができたんですけど、3、4セット目に関しては相手のいいサーブが入ってきて、(こちらの攻撃が)サイドサイドになってしまう場面が多く苦しい展開でした。しかし最後にはこちらのサーブで押し切ることができたのでよかったと思います。

―宮浦選手にも2連続サービスエースが出ましたね。

宮浦:自分自身、調子もよかったですし、2点決めることができてよかったと思います。

―ここまでポーランドリーグを今日も含めて4試合戦ってこられたと思うんですが、ここまでのリーグの印象はいかがでしょうか。

宮浦:各国の凄い選手、レベルの高い選手が揃っているので、すごくレベルの高いリーグだと思います。でも自分が通用しないかというと、全然通用すると思っているので、本当にこれから試合の出場機会を得るためにもっと練習からアピールしていきたいです、また試合に出たとき、今日も(正オポジットの)ベンタラ選手と代わることがあったんですけど、今日は1本ミスをしてしまったので、そこはしっかり決められるようにしないといけないなと思いました。

ーポジションを争うベンタラ選手はかなり凄い選手ですね(チュニジア代表、今季4試合すべてチームのベストスコアラー)。

宮浦:そうですね、見てお分かりのとおり凄い選手だと思います。自分は高さの部分では劣ってしまうと思うんですけど、それ以外の部分だったら競えると思うので、そういう自分の強みを活かしながらやっていきたいと思います。

―今のチームはどうですか。

宮浦:ポーランド人ってけっこう親切なのかなという印象があって、みんな親切に接してくれているので、自分自身はやりやすいようにやれていますね。

―コミュニケーションは大丈夫ですか。

宮浦:まだまだ言葉は自分自身が喋れていない部分があるんですけど、でもそれなりにはできていると思います。また自分でもインプットとアウトプットをしながら語学力を伸ばして、頑張ってコミュニケーションを取っています。

―今後まだリーグは続いていくかと思いますが、チームとしての目標と個人としての目標をそれぞれ教えてください。

宮浦:チームとしての目標はまずプレーオフというところがあると思うので、まずはそこに向けて1戦1戦たたかうというところ(今季のポーランドリーグではレギュラーラウンドで16チーム中8位以上になればプレーオフに進出できる、10/14現在ニサは暫定1位)。個人としては、まずは出場機会をつくること。そういう意味で、練習から全力を出すというところと、それプラスで自分自身がバレーの部分で成長するということ。あとはそれ以外のところでも成長したいなと思うんですけど。とにかくここで頑張って、また次に繋げられたらいいなと思います。

写真:筆者撮影

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