インタビュー

宮浦健人「これが本当に自分たちの形」「(先発したリビウ戦は)自分のいつも通りのパフォーマンスが出せなかった」

2022年12月25日

ポーランド男子バレーボールリーグ(プルスリーガ)第17節、宮浦健人所属でリーグ6位のニサは現地時間12月21日(水)にホームで同13位のルビンと対戦し、3-0(25-21, 25-21, 25-21)で勝利しました。

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試合後、宮浦健人選手にコメントをいただきました。

―今日の試合を振り返っていかがですか。

宮浦:チームとしては、今日はサーブで終始こっちのペースを作ることができたので、これが本当に自分たちの形かなというのはありますし、サイド陣もハイボールをしっかりと打ち切ってたというのもありますし、パスが帰ったときにクイックもしっかり効果的に決めることができたので、そこが本当によかったなと思います。

―サーブに関しては今日ご自身もサービスエースを2本決められたわけですが、今日のサーブの狙いはどうだったのでしょうか。

宮浦:まずはやっぱり自分のベストサーブを打つということを意識したんですけど…。まあ、本当にそこだけですね。特にこれを意識したということはなく、自分のベストサーブを打つというところを意識しました。結果としてブレイクできたので、今日はよかったかなと思います。

―自分のベストサーブとはどんなサーブですか。

宮浦:自分の中でやっぱり、いいときってこう、しっかり巻けてるんです。そこを意識したのと、あとはトスをしっかり左側にやってしっかり巻けるように意識はしました。

―1セット目にサービスエースを取ったときはいつも持ち上げてくれるゲルジョットがコートにいなくて少し物足りない感じになりましたけど、3セット目にまたエースを取ったときには彼がベンチから出てきて持ち上げてくれましたね(笑)。

宮浦:はい(笑)。確かにエースを取ったので持ち上げられるかなと思ったんですけど、(1セット目は)ゲルジョットがいなかったので持ち上げられなかったですね(笑)。

―2試合前の今季初先発だったリビウ戦についてお伺いしたいのですが、あの試合に先発で出ると決まったのはいつぐらいだったのでしょうか。

宮浦:試合の前々日の練習のときに言われて、まずは自分が何をやらなきゃいけないのかとか、自分がやるべきことを整理したつもりだったんですけど、それがやっぱりコートに入ったときにできなかった。なんと言うんですかね、まあ自分の試合前までのイメージというか、そこのイメージの作り方というか、想定できていなかったのかなと思います。自分のいつも通りのパフォーマンスが出せなかったというのがありますね。

―次の先発のチャンスに向けてはどのようなことに取り組んでいきたいですか。

宮浦:試合の途中でもそうですし、いつ出てもチームに貢献できるように練習から準備しておきたいなと思いますし…。はい、そこにつきますね。

―先日行われてたサッカーワールドカップについて。日本対クロアチアの前にクロアチア人チームメイトのズコウスキとの写真をSNSにあげられてましたね。ニサにはこの大会で上位進出した国の選手が多いですが、やはりチーム内でも盛り上がってましたか。

宮浦:そうですね。モロッコもそうですし、アルゼンチンもクロアチアも、日本とポーランドも決勝トーナメントには行きましたし、まあチュニジアは落ちたんですけど。すごい盛り上がりましたし、みんなで予想とかして、どこが何対何で勝つとか。あと決勝戦は延長になったじゃないですか。それで6時から練習だったんですけど、決勝が延長しなかったら6時には終わっていたんですけど延長になったので、練習開始も延長してみんなで延長戦を見ました(笑)。延長戦を見て、アルゼンチンが優勝したのを見て、練習を開始するという盛り上がり具合でした。そしてその日は、ゼルバはアルゼンチンのユニフォームで練習してました(笑)。

写真:筆者撮影

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