インタビュー

カジースキ「今日の私たちのベストは十分ではなかった」コッパイタリア決勝戦コメント

2023年3月1日

イタリア男子バレーボールリーグセリエAはカップ戦となるコッパイタリアの決勝戦が現地時間2月26日(日)にローマにて行われ、ピアチェンツァがトレントに3-0(25-23, 25-17, 25-23)で勝利し優勝しました。

試合後、トレントのキャプテン、マテイ・カジ―スキ選手(ブルガリア、元ジェイテクト)にコメントをいただきました。

―今日の試合はいかがでしたか。

カジ―スキ:今日はとても手強い相手と対峙していました。彼らのプレーはとてもよく、特にサーブがよかったです。サーブから多くのプレッシャーをかけられて、私たちは試合を作ることができませんでした。昨日の試合がとても難しくとても長かったので私たちは今日の試合のための十分なエネルギーを持っていなかったかもしれません。しかし誰にもそのことには気にかけてもらえず、ただその時のベストを尽くすしかありませんでした。そして私たちのベストは十分ではありませんでした。

ーしかしその中でもあなたのパフォーマンスはとても素晴らしかったと思います(カジ―スキは両チーム最多21得点、アタック決定率68%の活躍)。

カジ―スキ:ありがとうございます。しかし残念ながら1人の選手のパフォーマンスだけではたいてい不十分です。他のチームと対戦するときには、勝つためにチームとしてその相手よりも優れていなければいけません。

ー前回インタビューしたときにはオポジットに転向されたばかりでしたが、あれからオポジットとしてプレーされて今はどう感じていますか。

カジ―スキ:まだ少し難しさを感じていますが、これからもっと慣れていくと思いますし、自分のパフォーマンスももっとよくなっていくと思います。自分がやっていることについては嬉しく思いますし、チームも同様に嬉しく思ってくれていると願います。準優勝はすばらしい成績です。私たちは勝ちたかったですが、2位もまた素晴らしい順位です。

ー残りのシーズンにむけてひと言お願いします。

カジ―スキ:今季のリーグはとても奇妙です。なぜなら順位の入れ替わりがとても激しいからです。これまでの長いキャリアの中でここまで入れ替わりが激しかったのは初めてです。もちろん1位は除きますが。これはリーグにとってとてもいいと思います。リーグはまだ長くタフなので、私たちはそれに耐えられるように頑張ります。

写真:Lega Pallavolo SerieA、筆者撮影

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