インタビュー

ツェンガー「ランには大きな未来が待っている」

2023年2月2日

イタリア男子バレーボールリーグセリエA後半第5節、髙橋藍所属の11位パドヴァは現地時間1月22日(日)にホームで同10位のターラントと対戦し、3-0(25-21, 25-21, 25-20)で勝利しました。

試合後にパドヴァのリベロ、ユリアン・ツェンガー選手(ドイツ)にお話を伺いました。

ー今日の試合を振り返っていかがですか。

ツェンガー:今日の試合は自分たちにとって重要な試合でした。もちろん次のゲーム(シエナ戦)もとても重要ですが。自分たちはサイドアウトの場面でとても集中できていましたし、試合全体を通してとても強かったです。ミスも少なかったですし。ブレイクの場面で少し問題がありましたが、もっと上手くディフェンスができていればもっと点数が取れて、相手との点差も広げられてもっとリラックスした状態でプレーできていたと思います。それでも今日自分たちがこのようにプレーすることができてとても嬉しいです。

ー今日の勝因は何だったのでしょうか。

ツェンガー:自分たちのサーブがとても強く、相手のレセプションに大きなプレッシャーを与えることができていました。サーブの貢献度はとても大きかったです。いつも重要な場面で相手より2、3歩前に出ることができていました。例えば2セット目の終盤でランが素晴らしいサーブを打って2、3点先行することができました。このようにセットが終わるまでに2、3回連続得点することができたことが大きな要因だったと思います。

―髙橋藍はあなたから見てどんな選手ですか。

ツェンガー:彼は素晴らしい選手です。技術的には最も優れた選手のひとりです。彼はとても若くてプレーも素晴らしいですが、一緒にプレーしたり練習するとき彼はいつも笑顔で楽しそうに取り組んでいるのでそうした性格も彼の素敵なところだと思います。彼は本当にまだまだ若いので、この先さらに大きな未来が待っていると思います。

―リベロのあなたから見て髙橋選手の守備についてどう思いますか。

ツェンガー:僕のテクニックもそんなに悪くないと思いますが(笑)、彼と一緒にプレーするのはやりやすいですね。僕と彼は広いエリアをカバーできるので、特にレセプションのときにはもうひとりのアウトサイドヒッターの負担を減らしてよりアタックに集中させることができますし、試合の中でそうなることを一緒に目指しています。

写真:PallavoloPadova

-インタビュー
-, , , , , ,