観戦・取材日記

2019年秋季大学バレー入替戦

2019年11月5日

先日の土曜日に駒沢大学玉川キャンパスにて行われた関東大学リーグの1-2部入替戦を観戦してきました。大学リーグの生観戦はかなり久しぶりでした(約3年ぶり)。男女4試合行われていましたが、女子の試合には間に合わず3試合目の1セット途中から観戦。ギャラリー席から見てましたが椅子に座ると前のバスケットゴールが邪魔すぎてほぼ立ち見てました笑。

最初の試合は1部11位の専修大と2部2位の慶応大の試合。僕は高校時代から慶応大の吉田(3年、慶応高、吉田3兄弟三男)を地味に応援しているのでなんとしても1部復帰して4年生を迎えてほしいと思っていました。彼は本来セッターなんですが、チーム事情により今年の早慶戦からOHへコンバート。サーブ、スパイクも凄いですが、レセプション力も高く、秋季リーグではレシーブ賞を授賞してます。試合序盤は願いが届いたのか慶応ペース。特に慶応はブロックがよく機能しており専修に気持ちよく攻撃をさせていませんでした。また両オポジットの差も大きく、ほとんどのスパイクを決めていた慶応の富澤(4年、慶応高)に対し専修の久保(3年、都城工高)はミスが多かったです。しかし3セット以降は藤中(1年、宇部商高、藤中3兄弟三男)の巧みなサーブ(フォームが早稲田の宮浦にめっちゃ似てる!)、スパイクなどから専修が息を吹き返し、エース久保も当たりが出てきました。一方の慶応はエース富澤にミスが増えじめ、セッター谷(2年、徳島城東)のトスがアタッカー陣と合わずに攻めきれない場面も徐々に見られてきます。それから専修が3、4セットを連取、5セット目も序盤から専修が大量リードし、慶応も吉田、マルキ(4年、川越東高)の両OHで応戦しますが勢いそのまま専修が取って大逆転勝利。結果専修は1部残留、慶応も2部残留となりました。

慶応は対応が後手に回っていた印象。やはり来季は個人的にはレセプションもスパイクも良いOHの新1年生をどうにかして獲得してセッター吉田をもう一度見たい。誰かおらんのか。。。

男子の2試合目は1部12位の駒沢大と2部1位の法政大の試合。駒沢は秋季1部リーグ全敗、逆に法政は2部全勝だったのでふつーに法政が勝つかと思ったらそうではなかった。法政に知っている選手(西田(4年、鎮西高、春高準優勝したときのセッターですね))がいたので今回も2部のチームを応援していたのですが、気づいたら駒沢が1、2セット連取で残留に王手。しかし交代で入ったOP村岡(3年、県岐阜商高)のパワフルなバックアタックなどで勢いづいた法政が3、4セットを連取。僕は時間の関係でここまでで帰りました。さっきの試合と同じでこのまま法政逆転勝ちで1部昇格かなと思ってたら駒沢勝ってましたね。何が起きたんでしょう。まあでもこれだからバレーボールは面白い。この流れで今月26日からはじまる全日本インカレも見に行こうかしら。

○専修大 ー ●慶応大

3-2(19-25, 26-28, 25-20, 25-17, 15-9)

○駒沢大 ー ●法政大

3-2(25-19, 25-12, 22-25, 23-25, 15-8)

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