現地時間12月22日(日)イタリアスーパーレガ後半2節、石川祐希所属のペルージャはパドヴァと対戦。
第1セット、ペルージャはMBロセルとMBソレのクイックやブロックを中心に得点を重ね、序盤から中盤にかけて16-14とリードを保つ。しかしOHポッロのサービスエースで終盤にパドヴァが20-21と逆転すると、さらにMBプラクの2連続エースで21-24と先にセットポイントを握る。その後ペルージャはOH石川をリリーフサーバーとして起用し、1本ブレイクに成功するも2本目のサーブがミスとなり23-25でこのセットをパドヴァが取る。
しかし第2、3セット目はペルージャのOPベンタラ、OHセメニウク、OHプロトニツキのサイドアタッカーの3人が高い決定率でアタックを決めたほか、チームで4本ずつサービスエースを決めて試合を有利に進め、25-21, 25-19と危なげなく連取する。
第4セットはOHポッロが5本のアタックと5本のサービスエースを決める大車輪の活躍で、パドヴァが14-16と中盤までリードする。しかしOHプロトニツキのサーブから2連続ブレイクを決めたペルージャが20-18と逆転すると、さらにリリーフサーバーOPエレラにもエースが出て22-19と点差を広げる。その後もペルージャがそのまま逃げ切り25-21でこのセットと取り切って3-1で勝利した。
OH石川祐希の出場は1セット目終盤のリリーフサーバーのみに留まった。
パドヴァは前半戦でフルセットを演じたチームだったが、今回の後半戦でもペルージャを苦しめた。特にアウトサイドヒッターのポッロ次男(ルカ、長男はミラノのセッターのパオロ)が両チーム最多22得点、サービスエース6本、アタック効果率46%と獅子奮迅の活躍だった。しかし彼以外のサイドアタッカーの安定感にかけた。
一方のペルージャはOPベンタラが19点、OHセメニウクが18点、OHプロトニツキが14と3人のサイドアタッカーがバランスよく得点を決めた他、全員がサーブやブロックでも得点し、チーム力の高さを見せた。これで3人のうちの誰かが調子を落としてもベンチにOH石川が控えているわけだからそりゃ負けないわけだ。
またペルージャはMBルッソがコートに復帰。MBソレもよい活躍をしているが、やはり現状はMBルッソの方がベターなミドルなのでこの復帰は今後重要な試合を控えるチームにとって大きいだろう。
MVPはOHプロトニツキ。点数的やアタック効果率を見るとOPベンタラでもよかったと思うが、やはりサーブの印象が強かったのだろうか。いずれにしても素晴らしい活躍であることは間違いない。
ペルージャ - パドヴァ
3-1(23-25, 25-21, 25-19, 25-21)
ペルージャ
スタメン:OHセメニウク(18)、MBソレ(5)、Sジャネッリ(2)、OHプロトニツキ(14)、MBロセル(10)、OPベンタラ(19)、Lコラチ
途中出場:OHチャンチョッタ、OPエレーラ(1)、OH石川、MBルッソ(2)
スタメン:OHセドラチェク(5)、MBクロサート(4)、Sファラスキ(1)、OHポッロ(22)、MBプラク(9)、OPマスロヴィッチ(9)、Lディエス
途中出場:OPステファニ(6)、Sぺドロン、OHオリオーリ(4)、MBトゥルオッキオ(1)
MVP:OHオレフ・プロトニツキ
14得点(うちサーブ4、ブロック1)、アタック効果率46.66%
OH石川祐希
0得点
詳しい試合のスタッツはこちら↓
https://www.legavolley.it/match/38281
次戦
イタリアリーグ
後半3節
12月26日(木) 26:00~ vsモデナ
配信:VBTV (https://subscribe.volleyballworld.com/volleyball-tv1), FOD
コッパイタリア
準々決勝
12月30日(月) 28:30~ vsモデナ
配信:VBTV, FOD
欧州チャンピオンズリーグ
グループ第5戦
1月16日(木) 26:00〜 vsチェスケーブジェヨヴィッツェ(チェコ)
配信:EurovolleyTV(https://www.eurovolley.tv/)
Photo: legavolley.it
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