現地時間10月13日(日)、イタリアセリエA1前半第2節で関菜々巳所属のコネリアーノはタルマッソンスと対戦し3−0(25-23, 25-20, 25-18)で勝利しました。
1セット目はタルマッソンスがOPクライドゥバ(ウクライナ)のスパイクなどで得点を重ねて中盤までリードしますが、OPハーク(スウェーデン)のスパイクやブロックで終盤に得点を重ねたコネリアーノが逆転でセットを奪取。その後2、3セット目は点差を詰められながらもOPハークやOHウカシク(ポーランド)らサイドを中心に得点を決めたコネリアーノがリードを保って連取。ストレートでタルマッソンスを下しました。

またこの試合では正セッターのヴォウォシュ(ポーランド)に代わってS関がスタメン出場。正直トスがサイドまで伸びなかったり高さが足りなかったりして、アタッカーが打てずにフェイントしてしまう場面が少なくなく、個々のアタッカーの能力の高さに助けられた試合だったと思います。トスがもう少し合っていれば1セット目から楽な試合展開ができていたことでしょう。真ん中からの攻撃も少なめでした。
それでも徐々に修正できている部分もありましたし、1セットを落とさず2枚替え以外で交代することなく最後までコートに立ち続けられたことはまず良かったと思います。また3セット目には自らのサーブで2連続エースを取る場面もありました。
今回は関本人にとっては苦い勝利となったと思いますが、またスタメンで出る機会はあると思うので、ここからまた成長していってほしいです。

敗れたタルマッソンスは今季からA1に昇格してきたチーム。ストレートで敗れたとはいえ絶対女王のコネリアーノに対してそこそこの戦いができたことは自信になったのではないかと思います。
コネリアーノ
スタメン:OHガビ(6)、MBファー(9)、OPハーク(18)、OHウカシク(12)、MBエククル(6)、S関(4)、Lデジェンナーロ
途中出場:OPアディグウェ(1)、Sヴォウォシュ、Lバルダロ
タルマッソンス
スタメン:OHシュチェルバン(11)、MBコチッチ(5)、OPクライドゥバ(9)、OHストラザリ(6)、MBボテザト(9)、Sエゼ(2)、Lフェッララ
途中出場:MBグランナー(3)、OHパミオ、OHブッチャレッリ
MVP:OPイザベラ・ハーク
18得点(うちサーブ1、ブロック2)、アタック効果率28%
S関
4得点(うちサーブ2、ブロック1)、チームアタック効果率23%
詳しい試合のスタッツはこちら↓
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次戦:10月17日(木) 27:30~ vsペルージャ
配信:VBTV
Photo: legavolleyfemminile.it