現地時間7月21日(日)、バレーボール男子日本代表は世界的なITシステムトラブルの影響で来られなかったセルビアとの強化試合の代わりに公開練習をグダンスク(ポーランド)で行った。
練習後、フィリップ・ブラン監督にお話を伺った。
トシキ:どんな気分ですか。
ブラン:私たちは昨日の勝利にとてもハッピーです。親善試合への準備状況はチームによって異なりますが、そういう事情があるにせよ私はポジティブに捉えていますし自信を得ることができました。昨日の試合はオリンピックに向けたいい準備になったと思います。
トシキ:パリオリンピックの開幕戦ではドイツと対戦しますが、ドイツチームにはどのような印象をお持ちですか。
ブラン:とてもいいチームです。彼らはここ数年でとても成長しましたし、ベテラン選手と若手選手のバランスも良いです。高さもあり、特にミドルブロッカーはとても高いです。とてもいいサーブも持っています。おそらく昨日のような私たちのサーブとサーブレシーブが勝つために非常に重要な試合になると思います。とても難しい試合になるでしょう。
トシキ:この最後の1週間で特にどのような要素を改善したいですか。
ブラン:最後の1週間で?(笑) 1週間で何かを改善させることは難しいですが、昨日の試合では10本(正確には11本)のブロックポイントを決めました。対してポーランドは6本でした。いつもはこれが逆になっていました。つまりブロックが改善されてきているということです。しかし昨日はそれだけではなく、 5本のエースを取られた1セット目を除いて、ポーランドの強力なサーブに対して私たちのサーブレシーブは非常に良かったです。したがってサーブレシーブで耐えて良いサイドアウト取っていくために今の方向性のまま進み続けます。これらは私たちのバレーボールの土台となるので。
トシキ:また初戦は朝9時からという試合開始時間にも備えなければいけませんね。
ブラン:そうですね。私たちはすでに朝9時に合わせて練習を行っています。通常はこれほど早い時間に試合をすることはないので、選手たちはそこに向けた準備に慣れておく必要があります。これについてはすでに対策をしています。
トシキ:最後にパリオリンピックの目標をお聞かせください。
ブラン:メダルです。
トシキ:どの色ですか。
ブラン:どの色でも構いません。もちろん全員ができれば1番の色を欲しいと思っているでしょうが、どの色でも素晴らしいです。しかし、まず第一に私が望むのは自分たちのベストなバレーボールをすることです。自分たちよりも優れたチームと対戦することになるかもしれませんが、もし自分たちのベストなバレーボールができていれば私たちは悔いることはないでしょう。ベストを尽くす。そして間違いなくメダルの獲得が歴史を創り、日本バレーは偉大なものになるでしょう。
Photo: 筆者撮影
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[配信日時]
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8月 3日(土)午後5時 女子#1
8月10日(土)午後5時 女子#2
8月24日(土)午後5時 男子#3
8月31日(土)午後5時 女子#3
9月 7日(土)午後5時 男子#4
9月14日(土)午後5時 女子#4
(TBSテレビリリースより引用)
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