プールC
日本

世界ランキング:2位
2大会連続10回目
最高成績:優勝(1972)
今最も勢いのあるチーム。昨年のネーションズリーグは3位、今年は2位となり、世界ランキングでも史上最高位の2位につけ、歴代最強との呼び声も高い。2017年からチームを率いるブラン監督を中心に築き上げられた精密で堅く、かつダイナミックなバレーボールは各国の観客をも魅了し味方につける。チームの中心は世界最高峰イタリアリーグですでに9シーズンプレーしているキャプテンの石川祐希。しかしオポジットの西田有志、アウトサイドヒッターの髙橋藍、リベロの山本智大も各ポジションで世界最高峰の選手のひとりである。
アタック:★★★★
ブロック:★★★
サーブ:★★★★★
レシーブ:★★★★★★
トス:★★★★★
メンバー
監督:フィリップ・ブラン(フランス)
*1 西田有志 OP 2000/01/30 187cm 大阪ブルテオン
*2 小野寺太志 MB 1996/02/27 200cm サントリーサンバーズ大阪
*3 深津旭弘 S 1987/7/23 183cm 東京グレートベアーズ
*4 宮浦健人 OP 1999/02/22 190cm ジェイテクトSTINGS
*5 大塚達宣 OH 2000/11/05 194cm ミラノ(イタリア)
*6 山内晶大 MB 1993/11/30 204cm 大阪ブルテオン
*8 関田誠大 S 1993/11/20 175cm ジェイテクトSTINGS
10 髙橋健太郎 MB 1995/02/08 201cm ジェイテクトSTINGS
12 髙橋藍 OH 2001/09/02 188cm サントリーサンバーズ大阪
14 石川祐希(C)OH 1995/12/11 191cm ペルージャ(イタリア)
15 甲斐優斗 OH 2003/09/25 200cm 専修大学
20 山本智大 L 1994/11/05 171cm 大阪ブルテオン
リザーブ
11 富田将馬 OH 1997/06/20 190cm 大阪ブルテオン
注目選手

石川祐希(アウトサイドヒッター、191cm)
今や世界最高の選手のひとりにも数えられる日本のリーダー。他の日本人選手同様に他国の選手に比べると身長は低いが、全てのスキルに長けた完成形オールラウンダー。特に今年はここぞという場面でギアを上げ得点を量産しチームを引っ張ってきた。ネーションズリーグの決勝戦終盤ではアタックの選択肢を誤り失点を重ねてしまったが、それを克服し、次こそ頂に立つ。
アメリカ

世界ランキング:5位
11大会連続13回目
最高成績:優勝(1984, 1988, 2008)
昨年のオリンピック予選では日本にも勝利して全勝でパリ五輪出場を決めた強豪。日本が近年でもフルメンバー同士で勝てていないのはポーランドとこのアメリカである。今年のネーションズリーグでは怪我人の影響もあってファイナル進出を逃したが、パリ五輪本番ではきっちり仕上げて来るだろう。10年来アメリカ代表の正セッターを務めるクスリテンソンのトスから、オポジットのアンダーソンやアウトサイドヒッターのデファルコ、ミドルブロッカーのホルトなど高火力アタッカー陣が得点を重ねる。
アタック:★★★★★
ブロック:★★★★★
サーブ:★★★★
レシーブ:★★★★
トス:★★★★★
メンバー
監督:ジョン・スパロウ
*1 マシュー・アンダーソン OP/OH 1987 208cm Zirrat Bankkart(トルコ)
*2 アーロン・ラッセル OH 1993 205cm Zawiercie(ポーランド)
*4 ジェフリー・ジェンドリック MB 1995 208cm ?
*8 トーリー・デファルコ OH 1997 198cm ジェイテクトSTINGS
11 マイカ・クリステンソン(C) S 1993 198 Kazan(ロシア)
12 マックスウェル・ホルト MB 1987 205cm 北京(中国)
14 マイカ・マー S 1997 192cm Halkbank(トルコ)
17 トーマス・ジェスキー OH 1993 198cm 大阪ブルテオン
18 ガレット・ムアグトゥッティア OH 1988 195cm Spor Toto Spor Kulübü(トルコ)
19 テイラー・エイヴリル MB 1992 195cm Monza(イタリア)
20 デヴィッド・スミス MB 1985 202cm Kędzierzyn-Koźle(ポーランド)
22 エリック・ショージ L 1989 184cm Kędzierzyn-Koźle(ポーランド)
リザーブ
*5 カイル・エンシン OP 1997 201cm Zawiercie(ポーランド)
注目選手

マシュー・アンダーソン(オポジット/アウトサイドヒッター、208cm)
アメリカの攻撃の中心。本来のポジションはアウトサイドヒッターだが、2013年以降アメリカ代表ではオポジットを務めチームを牽引している。しなやかなフォームからの力強いスパイクとサーブで得点を量産する。パリ五輪代表の登録メンバー12人の中でオポジットは彼だけであり、替が効かないという意味でもキーマンとなる選手だろう。年齢的にもおそらく最後のオリンピック。有終の美を飾れるか。
アルゼンチン

世界ランキング8位
4大会連続9回目
最高成績:3位(1988, 2021)
前回の東京五輪では準々決勝でイタリア、3位決定戦でブラジルと波いる強豪を破って見事に銅メダルに輝いたアルゼンチン。堅いブロックとレシーブから長らく世界ナンバーワンセッターとして君臨するデチェッコが多彩な攻撃を展開する。得点源はオポジットのリマだが、来シーズンから日本でプレーするアウトサイドヒッターのパロンスキーも引き出しが多く高い得点能力を持っている。また機動力のあるミドルブロッカーのロセルのブロックにも要注意。
アタック:★★★★
ブロック:★★★★★
サーブ:★★★★
レシーブ:★★★★
トス:★★★★★
メンバー
監督:マルセロ・メンデス
*1 マティアス・サンチェス S 1996 173cm Suwałki(ポーランド)
*3 ヤン・マルティネス OH 1998 190cm Tourcoing(フランス)
*7 ファクンド・コンテ OH 1989 197cm Buenos Aires
*8 アグスティン・ロセル MB 1997 197cm Perugia(イタリア)
*9 サンティアゴ・ダナニ L 1995 176cm Novy Urengoy(ロシア)
12 ブルーノ・リマ OP 1996 198cm Renata(ブラジル)
15 ルチアーノ・デチェッコ(C) S 1988 191cm Modena(イタリア)
16 パブロ・クカルツェフ OP 1993 203cm Tourcoing(フランス)
17 ルチアーノ・ヴィセンティン OH 2000 197cm Jastrzębski Węgiel(ポーランド)
18 マルティン・ラモス MB 1991 197cm Club Voleibol Guaguas(スペイン)
21 ルチアーノ・パロンスキー OH 1999 198cm 新日鐵堺ブレイザーズ
22 ニコラス・セルバ MB 1999 203cm Nysa(ポーランド)
リザーブ
13 エゼキエル・パラシオス OH 1992 198cm Montpellier(フランス)
注目選手

アグスティン・ロセル(アルゼンチン、197cm)
抜群の身体能力でブロック、クイック、サーブとどのプレーもハイレベルでこなす、無類の得点能力を誇るミドルブロッカー。197cmと日本のミドルブロッカー陣よりも小柄だが世界ナンバーワンとの呼び声も高い。ミラノ(イタリア)では石川祐希と共にプレーし、ミドルブロッカーながらサーブレシーブもこなす器用さも見せた。来シーズンもペルージャ(イタリア)で石川とチームメイトになる予定。ベビーフェイスだが少々熱しやすく、イエローカードをもらうことも珍しくない。
ドイツ

世界ランキング:10位
3大会ぶり5回目(東西ドイツを含む)
最高成績:準優勝(1972(東ドイツ))
昨年のオリンピック予選で開催国のブラジルや強豪イタリアを抑え全勝でパリ五輪出場を決め世界のバレーボールファンを驚かせたドイツ。ヴィニャルスキ監督の就任以降、ディフェンスを重視した堅いチームに仕上がっている。今年のネーションズリーグでは日本をフルセットのあと1歩のところまで追い詰めた。オリンピック出場の立役者となったのはオポジットのグロゼル。そこに成長著しいアウトサイドヒッターのブランドやミドルブロッカーのブレーメなどで得点を重ねる。セッターでキャプテンのカンパも経験豊富。個人的に今大会一のダークホース。
アタック:★★★★
ブロック:★★★★
サーブ:★★★★★
レシーブ:★★★★★
トス:★★★★
メンバー
監督:ミハウ・ヴィニャルスキ(ポーランド)
*1 クリスティアン・フロム OH 1990 204cm Rapid București(ルーマニア)?
*5 モリッツ・ライヒャルト OH 1995 194cm Berlin
*6 ヨハネス・ティレ S 1997 186cm Berlin
*9 ゲオルギ・グロゼル OP 1984 200cm Arkas Spor(トルコ)
10 ユリアン・ツェンガー L 1997 190cm Padova(イタリア)
11 ルーカス・カンパ(C) S 1986 196cm Gdańsk(ポーランド)
12 アントン・ブレーメ MB 1999 206cm Jastrzębski Węgiel(ポーランド)
13 ルーベン・ショット OH 1994 193cm Berlin
14 モリッツ・カリチェク OH/OP 1996 191cm Olsztyn(ポーランド)
21トビアス・クリック MB 1998 210cm Berlin
22 トビアス・ブランド OH 1998 195cm Warszawa(ポーランド)
25 ルーカス・マーゼ MB 1998 208cm Chaumont(フランス)
リザーブ
17 ヤン・ツィマーマン S 1993 191cm Taranto(イタリア)
注目選手

ゲオルギ・グロゼル(オポジット、200cm)
今年40歳を迎える大ベテランの大エース。しかしその実力は未だ健在で、昨年のオリンピック予選では試合平均約19得点、アタック効果率54%を叩き出してドイツの12年ぶりのオリンピック出場に大きく貢献した。今年のネーションズリーグではコンディション調整のためか出場機会が少なく、また調子もそれほど良くはなかったが、きっちりとピークを合わせてくる選手なのでパリ五輪本番ではきっと脅威となること間違いなし。
【PR】7/27(土)からU-NEXTで「ALL for DREAM -栄光への足跡- バレーボール日本代表 ネーションズリーグ2024」が配信
『バレーボールネーションズリーグ2024』の知られざる舞台裏に完全密着し激闘の日々を追ったドキュメンタリー番組がU-NEXTで配信されます。
[配信日時]
7月27日(土)午後5時 男子#1 男子#2
8月 3日(土)午後5時 女子#1
8月10日(土)午後5時 女子#2
8月24日(土)午後5時 男子#3
8月31日(土)午後5時 女子#3
9月 7日(土)午後5時 男子#4
9月14日(土)午後5時 女子#4
(TBSテレビリリースより引用)
U-NEXTでは30日間の無料体験ができます!お申し込みは下記バナーをクリック!

写真: FIVB