イタリア女子バレーボールリーグ後半第12節、林謙人コーチ所属のキエリは現地時間3月17日(日)にクーネオと対戦し、3-0(25-21, 25-18, 25-19)で勝利した。
コーチケント試合後インタビュー
トシキ:今日の試合はいかがでしたか。
ダリオ:すべての試合と同様に難しい試合でした。今の私たちは試合をひとつひとつ重ねて、その中で毎回気合を入れて点数を取っていく必要があります。水曜日には(CEVカップの)決勝戦があるので、最善のやり方で準備を整えなければいけません。そのためにも今日の試合は重要でした。
次の試合のことを考えてスタメンの選手をいつもと変え、さらに試合の中で普段出ていない選手を出しました。普段はやらない多くのことをやる必要がありましたし、そのために十分な練習時間もなく大変でした。しかし選手たちがとてもよくやってくれ、いいプレーをたくさんコートで出してくれたのでとても嬉しいです。
トシキ:コーチケントは今日の試合でどのくらい貢献していましたか。
ダリオ:ケントはとても助けてくれます。ケントは自分たちのいるベンチからでは分からないことをコートエンドからチェックしてくれます。なので彼はとても重要です。特に今日は相手のオポジットに対するブロックを変えました。この重要な変更は、ケントが「もっとストレートをブロックで締めて、クロスをレシーブで拾おう」と言ってくれたからです。実際にそうしたら相手のアタック効果率が下がったので、本当にとても重要な指示でした。
トシキ:いよいよ水曜日にはCEVカップの決勝戦があります。準備はどうですか。
ダリオ:まず休憩します。とても短い休憩ですが。そして明日の午前中にウェイトトレーニングがあり、また一部の選手たちはコートでボール練習を行います。私たちにはあまり時間はありません。しかし繰り返しますが、大事なのはコートですべてを出し切ることです。選手たちは準備ができていると思います。すでに私たちはとてもワクワクしています。自分たちのサイドアウトをもう少し詰めるのと、ブロック、特にハイボールに対するブロックについて考える必要があります。相手がハイボールの状況になることが多くなるでしょうから。準備はできています。準備万端です。
トシキ:CEVカップの決勝戦はYouTubeでも配信されます。日本のバレーボールファンにメッセージをお願いします。
ダリオ:今シーズンはケントをはじめ多くの日本人に会いました。アメイジングです。どうかフォローをお願いします。そしてファイナルを見てください。私たちには世界中のサポートが必要です。多くの人々が試合を見てくれるといいですね。ありがとう。またすぐ会いましょう(笑)
Photo: legavolleyfemminile.it