イタリア女子バレーボールリーグ後半第10節、林謙人コーチ所属のキエリは現地時間3月6日(水)にブストアルシチョと対戦し、3-0(25-19, 25-23, 25-20)で勝利した。
第1セットスタメン
キエリ
OH:スキナー(アメリカ)、オモルイ(イタリア)
MB:ザッカイユ(キプロス)、ヴァイツェル(ドイツ)
OP:グロベルナ(ベルギー)
S:マリノヴ(イタリア)
L:スピリト(イタリア)
ブストアルシチョ
OH:ブラッキ(イタリア)、ピヴァ(イタリア)
MB:ルアルディ(イタリア)、サルトリ(イタリア)
OP:フィールズ(アメリカ)
S:ボルディニ(イタリア)
L:ザノーニ(イタリア)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
MVP:OPカヤ・グロベルナ
18得点(ブロック1)
アタック効果率30.56%
これでキエリは13勝10敗42ポイントとして5位を維持。
次回は日本時間3月9日(土)25時00分から石川真佑所属のフィレンツェと対戦する。
林謙人コーチコメント
レギュラーシーズンも終盤に差し掛かり、順位を決める上でも非常に重要な1週間の始まりです。
相手の注目はOHのブラッキ選手。とてもパワフルで野生味あふれるダイナミックなプレーが持ち味です。
こちらの戦術としては、序盤からサーブとブロックで主力のブラッキ選手にストレスをかけ続ける事でした。逆にこちらのレセプションが崩され、苦しい立ち上がりではありましたが、想定通りブラッキ選手へのプレッシャー作戦が功を奏し勝利に繋げることができました。
試合終了翌日、Bustoの監督が解任されたというニュースが飛び込んできました。改めて厳しい世界に身を置いているのだと身が引き締まりました。
今シーズンだけでも、ベルガモ、カザルマッジョーレ、ブスト、トレンティーノと多くのチームの監督が中途で解任されています。なかなか日本では無いことですが、結果を厳しく追い求める世界の現実ですね。
残り少ないレギュラーシーズン。リーグからもレギュレーションの変更についての連絡もあり、レギュラーシーズンの結果がそのままヨーロッパリーグの出場権獲得に繋がるという決定が下され、ここ数週間の結果が来年に繋がります。
全力で駆け抜けます!
Photo: legavolleyfemminile.it