試合レポート

髙橋藍所属モンツァ、決勝戦でペルージャに敗れ準優勝でコッパイタリアを終える

イタリア男子バレーボールのコッパイタリア決勝、髙橋藍所属のモンツァは現地時間1月28日(日)にペルージャと対戦し、1-3(25-22, 21-25, 15-25, 23-25)で敗れた。髙橋藍は怪我のためベンチアウト。

第1セットスタメン

モンツァ

OH:マー(カナダ)、レプキー(カナダ)
MB:ガラッシ(イタリア)、ディマルティーノ(イタリア)
OP:シュワーツ(カナダ)
S:カショパ(ブラジル)
L:ガッギーニ(イタリア)

ペルージャ

OH:セメニウク(ポーランド)、プロトニツキ(ウクライナ)
MB:フラヴィオ(ブラジル)、ルッソ(イタリア)
OP:ベンタラ(チュニジア)
S:ジャンネッリ(イタリア)
L:コラーチ(イタリア)

※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ

試合レポート

第1セット、序盤はモンツァはOPシュワーツ、ペルージャはOPベンタラを中心に得点を重ねて6-6と試合が進む。そこからOHレプキーのスパイクやブロックで9-6とモンツァがリードすると、さらにMBディマルティーノのブロックやOPシュワーツのスパイクでブレイクを決めて14-9とリードを広げる。ペルージャもOHセメニウクのスパイクなどで17-15と点差を縮めるが、その後モンツァがサイド攻撃を中心にサイドアウトを決めてセットポイントを握ると、最後はMBガラッシのサービスエースが決まり25-22でこのセットをモンツァが取る。

第2セット、出だしからOHセメニウクのブロックなどで0-4とペルージャが先行する。そこからモンツァが連続ブロックで3-4と1点差にすると、その後はサイドアウトの取り合いながら11-13と試合が進む。しかしOPベンタラのブロックなどで12-16とペルージャが点差を広げると、OPベンタラのスパイクなどで得点して16-20とリードを保つ。そのまま最後もOPベンタラがスパイクを決めて21-25でこのセットをペルージャが取る。

第3セット、モンツァはOPシュワーツのスパイクやブロック、ペルージャはOHプロトニツキのスパイクやブロックでそれぞれ得点を重ねて6-6と試合が進む。しかし直後のOHプロトニツキのサーブから自身のサービスエース2本を含む5連続ブレイクで6-11、さらにMBフラヴィオのサーブからMBソレなどのスパイクで3連続ブレイクを決めて7-15とペルージャが一気に大量リードする。その後終盤でもOHセメニウクのスパイクでブレイクを決めて15-24とすると、最後もOHセメニウクのブロックで15-25としてこのセットもペルージャが取る。

第4セット、MBガラッシの2連続サービスエースで4-2とモンツァが抜け出す。その後もOPシュワーツやOHレプキーのスパイクなどでブレイクを重ねて12-8とリードを広げる。しかしMBソレのサーブからサービスエースやOPプロトニツキのスパイクなどで5連続ブレイクを決めてペルージャが12-14と一気に逆転する。そこからモンツァもMBディマルティーノのブロックやOHレプキーのスパイクでブレイクして17-17と同点に追いつくも、終盤にOPベンタラのスパイクでペルージャがブレイクを決めて20-22とする。これが決定打となり、MBフラヴィオでサイドアウトを3つ続けて取りきったペルージャが23-25でこのセットを取り切る。

この結果1-3でモンツァはペルージャに敗れた。

コッパイタリア最終順位

優勝:ペルージャ(2季ぶり4回目)
準優勝:モンツァ(髙橋藍)
3位:ミラノ(石川祐希)、トレンティーノ

大会MVP:OPオレグ・プロトニツキ
(決勝戦成績:14得点(うちサーブ2、ブロック1)、アタック効果率27.59%)

次のモンツァの試合は日本時間1月31日(水)28:00からCEVチャレンジカップ準決勝1レグをガラタサライ(トルコ)との対戦となる。

イタリアリーグHP: https://www.legavolley.it/
配信(VBTV、有料): https://www.volleyballworld.tv/home

Photo: volleyball.it

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