試合レポート

髙橋藍モンツァ、アテネに3-2で競り勝ちチャレンジカップベスト8に王手

CEVチャレンジカップラウンド8、髙橋藍所属のモンツァは現地時間12月13日(水)にパナシナイコス・アテネ(ギリシャ)と対戦し、3-2(21-25, 25-18, 22-25, 25-18, 15-9)で勝利した。髙橋藍は先発出場し17得点の活躍だった。

第1セットスタメン

モンツァ

OH:髙橋(日本)、レプキー(カナダ)
MB:ガラッシ(イタリア)、ベレッタ(イタリア)
OP:シュワーツ(カナダ)
S:フェルナンド(ブラジル)
L:ガッギーニ(イタリア)

アテネ

OH:コヴァル(イタリア)、アタナシオス(ギリシャ)
MB:ペトレアス(ギリシャ)、ヴォルキディス(ギリシャ)
OP:エルナンデス(キューバ)
S:イエレズエロ(キューバ)
L:コントスタティス(ギリシャ)

※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ

試合レポート

第1セット、序盤はOHアタナシオスのスパイクやOHコヴァルのブロックなどで得点を重ねたアテネが3-6とリードする。モンツァはOH髙橋のブロックやスパイクなどで8-8と一度同点に追いつくが、MBペトレアスのサービスエースやOHアタナシオスのブロックなどでアテネがすぐに連続ブレイクを決めて8-12と点差を広げられる。さらにOPエルナンデスのスパイクが連続で決まり11-17とアテネがリードを広げる。その後OH髙橋のサービスエースなどで18-21まで追いつくが、最後はモンツァのサーブミスで21-25となりこのセットをアテネが取る。

第2セット、今度はモンツァがMBガラッシのスパイクなどで4-2と先行すると、さらにOHレプキーのブロックやOPシュワーツのスパイクで11-6とリードを広げる。そこからアテネもMBヴォルキディスのスパイクなどでブレイクするも、OHレプキーのスパイクなどでモンツァが19-14とリードを保つ。その後さらにMBガラッシのサービスエースなどでモンツァがブレイクすると、最後はOPシュワーツがスパイクを決めて25-18でこのセットを取る。

第3セット、序盤からお互いにミスが多く点差が広がらないまま10-10と進む。その後OPエルナンデスのスパイクやOHコヴァルのブロックで15-17とアテネが抜け出す。そこからモンツァはMBベレッタのブロックやOPシュワーツのスパイクなどで22-22と終盤に同点に追いつく。しかしアテネがOHコヴァルのスパイクで22-24とセットポイントを握ると、最後はOH髙橋のパイプ攻撃がミスになり22-25でこのセットをアテネが取る。

第4セット、序盤からモンツァが相手のミスやMBガラッシのサービスエースでブレイクを決めて7-3と先行する。中盤にモンツァにミスが重なるなどしてアテネが15-14と1点差まで追いつくが、OPシュワーツのサービスエースやMBガラッシのスパイクなどで22-16と再度点差を広げる。そこから更にMBガラッシのサービスエースが出て24-17とモンツァがセットポイントを握ると、最後は相手のサーブミスで25-18としてこのセットをモンツァが取る。

第5セット、MBガラッシのサービスエースやOH髙橋のスパイクで序盤からモンツァが6-3とリードを広げる。アテネはOHコヴァルのブロックで8-7と1点差に詰め寄るが、OPシュワーツのサービスエースで10-7とモンツァが再度点差を広げる。さらに終盤にMBガラッシの2連続サービスエースで14-9としてモンツァがマッチポイントを握ると、最後はOHレプキーのパイプ攻撃が決まり15-9でこのセットを取り切る。

この結果3-2でモンツァはパナシナイコス・アテネに勝利した。

OH髙橋藍は17得点(うちサーブ1、ブロック2)、アタック決定率54%、サーブレシーブ成功率75%の活躍だった。

次回は日本時間12月22日(金)4時00分からホームでパナシナイコス・アテネと再戦する。モンツァは次の試合で勝てばCEVチャレンジカップベスト8進出が決まる。

CEVカップ: https://www.cev.eu/club/volleyball-cup/men/

Photo: CEV

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