久々のポーランドリーグ記事です。前回の記事から試合を全くみれていなかったわけではなかったんですが、ちゃんとブログを書くことを課さなかった結果このようになってしまいました。習慣づけって本当に大事ですね。
さて、先週末は折り返しまであと一つとなる第12節が行われました。ポーランドリーグはイタリアのようにオミクロン株の影響はまだ出ていません。関田誠大所属のルビンは、前年度ヨーロッパチャンピオンのザクサ・ケンジェジンコジレ(以下ザクサ)と対戦。ボロボロにやられてしまうのかと思いきや、素晴らしいゲームを見せてくれました。
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ルビン、ザクサに善戦
3勝8敗でリーグ10位のルビンがこの日対戦したのは、12勝負けなしで1位のザクサ。失セットも12試合でたったの5セットと、欧州チャンピオンに輝いた昨シーズンに引き続き安定感も抜群。そんな自力の差があったので、かなりワンサイドゲームになることも予想されましたが、いい意味で予想を裏切ってくれました。
1セット目からお互い譲らない展開でサイドアウトを繰り返します。ザクサがトスを散らしてくる一方、ルビンのセッター関田は、序盤から積極的にMBクラーゲ(ドイツ)を使って中央突破を仕掛けていきます。またOHフェレンス(ポーランド)、OPカピツァ(ポーランド)もこの日は好調でした。特にカピツァはこの日サービスエース4本の大活躍。リーグ序盤はOHのヴァリンスキ(ポーランド)とフェレンスに頼る部分が大きかったのですが、ここにきてカピツァの成長が著しいように感じます。彼やクラーゲなど若手の成長がようやく見えてきたような気がしています。
1セット目こそ惜しくも2点差で取られてしまいますが、2セット目もフェレンスとカピツァを中心に得点を重ね、またザクサのOPカチュマレク(ポーランド)の不調にも助けられてこのセット奪い返します。しかし、3，4セットは、カチュマレクに代わって入ったクルース(ポーランド)、そしてサイドのセメニウク(ポーランド)が得点を重ねて息を吹き返したザクサがようやく本来の強さを見せ、そのまま3-1でルビンに勝利しました。
ルビンは結果的に負けはしましたが、次につながるいいゲームだったと思います。確実に良くなってきているように見えました。前までチラホラとあったトスミスがありませんでしたし、チームとよい関係が築けているのだと思います。ただやはり試合後半に被ブロックが多すぎました。カピツァもシャットアウトの数を減らしてリバウンドなどに結び付けられていけばもっといいオポジットになるはす。サーブであれだけいいパフォーマンスを見せてくれているので、スパイクの方も頑張ってくださいよ！
ルビンの今年最後の試合は30日ホームでのジェシュフ戦。数多くの代表選手を抱えながらもなんかうまくかみ合わずに苦しんでいるチームなので勝てる可能性は十分にあります。ただしブロックに注意！
試合結果
第12節
12月17日(金)
ベウハトフ - カトヴィツェ 3 - 1
(25-22, 19-25, 25-20, 25-16)
12月18日(土)
ジェシュフ - ザビエルチェ 1 - 3
(15-25, 20-25, 25-18, 22-25)
ヤストシェンブスキ - ラドム 3 - 0
(25-18, 25-9, 25-22)
12月19日(日)
ワルシャワ - オルシュティン 3 - 2
(21-25, 25-14, 23-25, 25-14, 15-8)
ケンジェジンコジレ - ルビン 3 - 1
(25-23, 22-25, 25-18, 25-19)
グダンスク - スヴァウキ 1 - 3
(26-28, 19-25, 25-20, 25-27)
12月20日(月)
ルブリン - ニサ 0 - 3
(30-32, 22-25, 22-25)
ニサは今シーズンようやく初勝利
順位
37 13-00 39/06 ケンジェジンコジレ
32 10-03 34/11 ヤストシェンブスキ
28 10-03 32/20 ワルシャワ
24 09-03 28/19 ザビエルチェ
24 08-04 31/20 ベウハトフ
21 07-05 25/15 オルシュティン
16 05-07 20/22 ジェシュフ
14 05-07 19/27 ルブリン
13 04-08 17/24 グダンスク
12 03-09 18/29 ルビン(関田誠大)
11 04-08 17/29 カトヴィツェ
11 04-08 14/29 ラドム
09 03-09 12/29 スヴァウキ
06 01-12 14/36 ニサ
次回の予定
12月29日(水)
17:30 ルブリン - ザビエルチェ
12月30日(木)
17:30 ルビン - ジェシュフ
20:30 ラドム - ベウハトフ
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写真：PLPS