ポーランド男子バレーボールリーグ(プルスリーガ)第29節、宮浦健人所属のニサ(8位)は現地時間3月26日(日)にアウェイでワルシャワ(5位)と対戦し、2-3(17-25, 25-16, 25-18, 17-25, 8-15)で敗れました。
試合終了後、ニサの宮浦健人選手にお話を伺いました。
※試合終了時点ではまだニサのプレーオフ進出は決まっていませんでした。
―今日の試合を振り返っていかがですか。
宮浦:チームとしては、リーグの最終戦ということでプレーオフもかかった試合で、まずは自分たちのベストを尽くそうということで、結果としてフルセットで(勝ち点を)1点とれたというところは大きいです。正直なところ3-1、フルセットでも勝ちたかったです。やっぱり勝てばもっとポイントもらえるし、次に繋がると思うので。勝てばプレーオフ進出も決定でしたし。終わったことは仕方ないです。次どうなるかわからないですけど、次に向けて、他の試合の結果次第で変わるんですけど、チームとしては準備はしていきたいなという感じです。個人としてはサーブのところで、感覚としては練習から悪くなく実際にブレイクを取れてよかったですけど、2枚替えで入った時はスパイクを打っていないし、存在感という部分では見せられなかったと思います。そこは難しいですけど、なんとかトスを持ってきてもらえるように呼び込むとか、日頃の練習の部分でも存在感を発揮していかないといけないのかなと思いました。
―今日のスターティングセッターが、いつものズコウスキではなくシュチュレクだったのはどうしてだったのでしょうか。
宮浦:ズコウスキが体調を崩して昨日まで練習していなくて、ほぼ今週いっぱいやっていないので、そういうのもあってパトリック(・シュチュレク)でした。まあいつも通り、しっかり仕事してくれたかなと思っています。
―今日はフルセットでしたが、各セットとも点差が開いた試合となりました。なぜこうしたゲーム展開になったと思いますか。
宮浦:サーブですね。やっぱりサーブでこっちが殴るか、殴られるかっていうところでした。 でもその確率を高めていくためには、エースとか直接相手コートに返すとかを減らしていかないといけないと思います。自分が外から見ていて、そんなに強くないサーブもダイレクトで相手に返してたりしてたので、 そこはもったいない部分かなと思いました。サーブに関しては、5セット目は 良くなかったんですけど、それ以外は悪くはなかったかなと思います。レセプションで、…自分が言うのはあれですねオポジットなので(笑)。けど、 レセプションで難しいボールもいっぱいあると思うんですけど、そんなに強くないサーブはまずエースを取らせないというところは、徹底していかないといけないのかなと思いました。
―今日勝っていればこの場でプレーオフ進出決定でしたが、結果的にそれを他の試合結果に委ねることになりました。それを踏まえて今の心境はどうですか。
宮浦:シーズンはやっぱり1試合1試合の積み重ねだなというのを感じます。あの試合でしっかり勝ってれば、とかはありますね。やっぱりそういう1試合1試合も積み重ねがすごい大事だなって、ここに来て響くなとすごく感じました。
プレーオフ進出決定後のコメント(後日メールでいただきました)
プレーオフに行けることになってとても嬉しいです。8位通過なので1位のチームと試合することになりますが自分達のベストを尽くして勝てるようプレーオフに向けてこれから準備して行きたいと思います。
写真:筆者撮影