東京五輪メンバー12名に対する思いを語る③【リベロ編】

今回はリベロ編、というか山本編です(笑)。

#20 山本智大

小川との「智大」対決(漢字まで一緒)を制してたった一人の東京五輪のリベロ枠を手にした山本。小川もロシア戦なんかは高いパフォーマンスを見せましたが、やはり経験値や他のプレーヤーの関係性などで山本に軍配が上がったのでしょう。

山本は北海道の名門、とわの森三愛高の出身で全国大会にも出場していましたが、僕が彼を知ったのは日体大に進学してから。1年生からレギュラーを掴むと当時の大学バレー界に衝撃を走らせる活躍で、その年の春季リーグ優勝の原動力になり、自身もベストリベロ賞を獲得。その年の全日本インカレ時に発行された『年刊バレーボール』の選手間投票でもリベロ部門で栄えある先輩方を抑えて堂々の1位。当時専修大3年でもとサントリーの山本も「1年ではない(笑)」とコメントしています(笑)。これ以降4年生までベストリベロ賞の常連でした。というかほとんど山本だったと思います(笑)。Vリーグに進んでから最初のチームだったFC東京では出場機会の少なさなど苦しんでいたようですが、すぐに堺に移籍し、そこでレギュラーを獲得。そのパフォーマンスが評価されての2019年シニア代表デビューでしたね。

レセプションもディグも安定していますが、やっぱり彼の魅力はディグにありますね。本人もそう自覚しているみたいですし、実際VNLでも実況者をうならせるスーパーディグを何本も上げて味方のチャンスを作っていました。非常に頼もしい存在でした。ブレイクをするにはサーブ、ブロック、ディグのどの要素も欠けてはいけません。ディグ力があるということはブロックと同じくらい相手スパイカーにプレッシャーを与えてミスを誘います。そういう意味でも山本のディグ力はとっても大きいですね。有明でも相手選手の豪打をバンバン拾ってほしいと思います。

正直言うと、日本のリベロの中では以前ポーランドでインタビューさせてもらったこともあった古賀太一郎を応援していたので、柳田の件と同様に彼が試されもせずに外されてしまったのはショックです。

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でも古賀さんも「日本のリベロはレベルが高く、他の選手も自分と同じように海外のトップリーグで活躍できる」というようなことをおっしゃられていたので、山本には古賀、小川はじめ、日本のリベロの代表としてオリンピックのコートに立ってほしいですし、願わくば彼も海外のトップリーグへ羽ばたいてくれないかなと妄想したりしてます(笑)。同じ堺の関田も旅立ちそうですし、山本の実力も十分ですからね!

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