ネーションズリーグ第2週3日目、バレーボール男子日本代表はブラジルと対戦し3-2（25-23, 25-21, 18-25, 22-25, 18-16）で勝利しました。試合後、日本代表代表アウトサイドヒッターの髙橋藍選手にコメントをいただきました。
ー今日の試合はいかがでしたか。
髙橋：この日のためというか、本当にブラジルに勝つためにやってきたというのもあるんですけど、ブラジルはもちろん（本来主力の）レアル選手がいなかったりしたところはありますけど、 でも本当に今のこのブラジルにこうやって勝ったところでは、すごく自分たちの自信に繋がりましたし、確実に日本のバレーボールが本当にトップのチームに戦っていけるというところが今日は結果として出たので、また次に繋がっていく日本のいいステップになったんじゃないかなと思います。
ーブラジルに対しては公式戦30年ぶりの勝利と言うことですが、それを聞いていかがですか。
髙橋：いやぁ、本当にすごいことだなと思います。でもこれがゴールではないので、これをまた糧にしてさらにレベルアップしていかないといけないですし、本当に日本にとってまたすごくいいものになったり、もちろん課題が見えた選手もいたり、自分自身もまだまだ求めていかないといけないことがこの試合でももちろんありましたし、最後のサーブであったり、また1点そこで取り切るというところは常に求めていかないといけないなとまた改めて感じたので、本当に課題も見えた試合でした。でもそこの中でも勝てたので、本当に自分たちのプレーを褒めたたえたいなと思いますね。
ーこの試合多くの選手がそれぞれに苦しんだ時間帯があった中で、髙橋選手のプレーの安定感がとても光っている印象でした。この長いタフな試合の中でどのように集中力やプレーの質を維持していたのでしょうか。
髙橋：本当に1、2セット目をいい展開で取れて、すごく日本としてもリズムが良かったんですけど、3セット目のところからまた雰囲気は変わるので、もちろん相手のブラジルもそう甘くは取らせてくれないですし、そこは心の中でも準備はしていました。3、4セット目を取られても5セット目を取り切るというイメージがあった中でこういう展開になったので、自分自身は本当に集中力切らさずに今出せるプレーであったり、その時に何を自分が仕事としてやらないといけないのかというところがすごい重要だったので、本当に3セット目からも気持ちを切らさずに、少し集中力が欠けるも場面もありましたけど、でもどこかのチャンスを逃さないところは常に意識として持ったので、 やっぱりそういうところが安定感というかそういうところに繋がったんじゃないかなと思います。
ー相手のブラジルには来季イタリアリーグのモンツァで一緒にプレーすることになるセッターのフェルナンド選手がいましたが、彼の印象はいかがでしたか。
髙橋：上手いっすね。本当にフェルナンド選手とできるというところは楽しみにしていますし、カナダのシュワーツ選手であったりとかトップレベルの選手とイタリアシーズンでプレーできることは本当に自分も楽しみにしています。そこはまたシーズン始まってからの楽しみにしたいなと思いますけど、でもこうやって次一緒にやる選手と試合の中でもコミュニケーションを取っていく中で、切磋琢磨してやれるんだな、世界って広がるんだなというところは改めて感じました。まずは日本代表の方にしっかりと集中して、その後トップレベルの選手とまたできるところを楽しみにして、自分もそこのレベルで常にやり続けるためにさらにここでレベルアップして、イタリアシーズンをまた迎えたいなっていうのがありますね。
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