女子大会に続き、来週末からは男子のオリンピック最終予選が始まります。
日本チームの出場権獲得も期待していますが、
ここでは個人的にオリンピックに行ってほしい海外チームを紹介します。
ポーランド(FIVBランク 2位)
今年の2月までポーランドにいた(もちろんバレーボール目当て)ので、ポーランドチームには個人的にとても思い入れがあります。
去年のワールドカップではたった1敗だったにも関わらず、セット率の関係で3位となり五輪行きを決めることができませんでした。
その後、ヨーロッパ予選でのドイツとの死闘を制して欧州3位で最終予選進出。
順当にいけば3位以内に入って出場権を獲得できるでしょうが、因縁の相手・オーストラリアもいますし、油断はできません。
国名はポーランド語で”Polska”(ポルスカ)といいます。「ポルスカ!(チャチャチャ!)」と応援しましょう。
予想スタメン
注目選手
#6 バルトシュ・クレク(Bartosz Kurek)
1988年8月29日生(27歳)
身長: 205cm
最高到達点: 352cm
ポジション: オポジット
所属クラブ: Asseco Resovia Rzeszów(ポーランド) → JT サンダース
2014世界選手権優勝の立役者ヴラズウィの後継者として得点を量産するポーランドの主砲。
もともとはウィングスパイカーとして、ワールドリーグでMVPを取るほどの実力者でしたが、オポジットとしてもその能力をいかんなく発揮しています。(むしろOPの方が向いてる?)
ポーランドの運命は彼の右腕にかかっていると言っても過言ではありません。
来シーズンから日本のJTサンダースでプレーすることが決まったので、これからより日本人になじみ深い選手になることでしょう。
#17 パヴェウ・ザトルスキ(Paweł Zatorski)
1990年6月21日生(25歳)
身長: 184cm
最高到達点: 328cm
ポジション: リベロ
所属クラブ: Zaksa Kędzierzyn-Koźle(ポーランド)
ポーランドチームをバックから支える守護神。
監督がアンティガになってから、イグナチャクから代表正リベロの座を引き継ぎました。
彼の特徴は、その運動量。縦横無尽にコートを駆け回ります。
またチームのムードメーカーとしての役割も果たし、常に仲間とのコミュニケーションを絶やしません。
ちなみに彼のクラブ名は「ザクサ ケンジェジンコジレ」と読みます笑。
ちなみに彼とはポーランドにて、
“Do zobaczenia w Japonii!”(「日本でまた会おう!」)
と話したので、今度の大会でまた会えたらいいなと思います。
というわけで、
ポルスカ!(チャチャチャ!)
写真:FIVB