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スロベニア代表ムヤノヴィッチ「私たちはどのチームにも勝てる」「日本のファンはクレイジー」「I love Ran」ヴァグネル記念杯2024エジプト戦後インタビュー

2024年7月14日

試合結果:スロベニア-エジプト 3-1(25-21, 25-19, 17-25, 25-16)
ムヤノヴィッチ選手はスタメンとして出場し20得点の活躍。

トシキ:試合をふりかえっていかがですか。

ムヤノヴィッチ:いや〜タフな試合でした。勝てて嬉しいです。3セット目はいくつか困難がありました。エジプトのサーブがスタートからとてもよく、それに自分たちがうまく対応できませんでした。しかし4セット目に復活でき、より大きなエネルギーでスタートからサーブが改善され、全てが良い方向に収まりました。私たちはいい試合ができたと思います。またいくつか改善していけるでしょう。

トシキ:個人のパフォーマンスはどうでしたか。

ムヤノヴィッチ:良かったと思います。ハッピーです。いいスパイクもいいサーブもありました。しかし自分の感覚ではミスが多すぎたかなとも思います。私はまだ若いのでこうしたことが起きてしまします。しかしこれらは今後の取り組みで改善できると思うので、そこまでストレスには感じていません。しかしもっとできたはずでした。ただ総じてとても良かったです。

トシキ:明日はポーランドとの試合となりますが、どう準備しますか。

ムヤノヴィッチ:同じです。チームによって変わることはありません。私たちは毎回分析し、映像を確認し、戦略としてどこに立ち、どうブロックし、どうサーブを打つかなどを確認していきます。あとは試合の中で自分たちのベストを尽くすだけです。新しい選手が来たり、何かが変わったりすればコーチやスタッフが追加で情報を与えてくれます。いつもこのような感じです。全てのチーム対してこれは変わりません。

トシキ:パリ五輪ではプールAでフランスなどの強敵と戦いますね。

ムヤノヴィッチ:オリンピックは自分にとってはまだ少し現実ではないかのようです。自分にそこに行くチャンスがあるだなんでクレイジーなことです。ただ先にも述べたように、対戦相手は皆とてもいいチームですが、また私たちもいいチームです。自分たちのバレーボールをし、全力を出し切ることができれば、私たちはどのチームにも勝てると思います。

トシキ:日本チームの印象についてお聞きしたいです。

ムヤノヴィッチ:とても難しいですね。もっと若いとき、昨年などには私はいつも日本には勝てると思っていました。彼らは小さいので、私たちは彼らの上からスパイクを打てるじゃないかと。しかし特に(イタリアのモンツァで日本の髙橋)藍とシーズンを過ごした今思うのは、守備が本当に本当にすばらしいし、サーブレシーブもサーブも本当にいい。ハイレベルのバレーボールです。先に述べたように私たちはすばらしいチームで、日本にも勝てると思いますが、確か直近の4試合は全て日本が勝っていますね。彼らは私たちとは違うスタイルのすばらしいチームのように感じます。(もしオリンピックでまた対戦したら)勝利できるように願いますが、とにかく彼らはすばらしいチームです。

トシキ:髙橋藍選手はどんな人物ですか。

ムヤノヴィッチ:彼はヤバいですよ。私は藍が大好きです。私はシーズン途中から合流したので、最初の1ヶ月は彼についてよく知りませんでした。しかし話すようになって、アリーナに食堂があったので毎日一緒にランチを食べました。また一緒にマクドナルドやピザを食べに行ったりもしました。彼はとても穏やかな人間です。彼は自分がスターであるとは感じさせません。実際は本当にスターなんですけど。しかし本当に彼はナイスガイです。

トシキ:日本のファンについてはどうですか。

ムヤノヴィッチ:それは…(笑)。もちろんすばらしいですが、彼らは日本を応援していたので私にとっては…(笑)。ホームゲーム以外の試合でこれほどアリーナにお客さんが埋まるのは世界で日本とポーランドだけで、これは普通ではないです。(日本で)スロベニアやトルコ、その他の国が試合をしていたときでもほとんどの席が埋まっていました。おそらく4分の3くらい埋まっていたんじゃないかと思います。なので本当にクレイジーなファンだと思います。フィリピンにも似ています。

トシキ:日本のファンにメッセージをいただけますか。

ムヤノヴィッチ:私たちへのサポートありがとうございます。日本ではいつも楽しく試合ができます。とても美しい国ですね。みなさん本当にありがとうございます。

Photo: 筆者撮影

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