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スロベニア代表モジッチ「日本は予選で勝てなかった唯一のチームだが、私たちは勝てる」「危険なのは石川、西田、宮浦」バレーボールネーションズリーグ男子2024準々決勝後インタビュー

2024年6月29日

トシキ:今日の試合を振り返っていかがですか

モジッチ: とても厳しい試合でしたが、それは前からわかっていました。アルゼンチンはいいチームで、失うものが何もありませんでした。予選を8位通過で来ているので、彼らにとってはプレッシャーのない試合でした。

彼らはとても良いスタートを切りました。レセプションがよく、またデチェッコは最高のセッターのひとりなのはわかっています。それでブロックタッチを取ってカウンターアタックにつなげるのが難しかったです。

とても難しい試合でしたが、第2セットと第4セットはなんとか取り切ることができました。第4セットは24-21になってから多くの問題がありましたが、なんとか取り切りました。

第5セットは、ここまでフルセットで負けていなかったので今回もうまく行きました。

素晴らしい試合でした。私たちはとても疲れていますが、明日はまた日本との試合があります。私たちにとってまた新たなチャレンジになります。

トシキ: あなたは今日久しぶりにコートに戻ってきましたね、復帰おめでとうございます。調子はどうですか。

モジッチ: ありがとうございます。どんどん良くなっています。90%くらいでしょうか。

2か月ぶりにコートに立ったので簡単ではありませんでしたが、コートの内外でできる限りチームを助けようとしました。

また明日は自分にどんなチャンスが巡ってくるのかわかりませんが、一番重要なのはスロベニアの勝利です。

トシキ: 明日の試合に向けてどう準備をしていきますか。

モジッチ: 日本の何が危険なのかはよくわかっています。もちろん石川、昨日も素晴らしいパフォーマンスでし、予選で戦ったときもそうでした。また西田と宮浦。髙橋(藍)についてはどうか分かりませんが、怪我をしていると聞いていてプレーはしないと思うので、私たちにとってはよい状況です。

しかし彼らはレセプション(サーブレシーブ)がよくミスが少ないので、とても難しい試合になるでしょう。特にフルセットマッチの翌日ですし。

しかし私たちはベストを尽くし、決勝に進みます。

トシキ: ここまでのネーションズリーグをコートの外からどう見ていましたか。

モジッチ: 厳しい戦いだったと思います。特に初戦のオランダとの試合は3-2でなんとか勝てたのを覚えています。

オリンピック出場資格を得るために、私たちにとってはどの試合もとても重要でした。それが第一目標でしたし、私たちはそれを達成しました。

しかしもちろんネーションズリーグも非常に重要な大会です。私たちは12戦11勝の1位という素晴らしい成績で予選を通過しました。

しかし先ほど言ったように、明日は日本だけに集中する必要があります。日本は私たちが予選で勝てなかった唯一のチームです。とても大変でしょうが、私たち勝てると思います。

トシキ: 日本では多くファンがあなたを待っていました。

モジッチ: はい、わかっています。私がそこに行くことができず申し訳ないです。フィリピンのファンやそれ以外の場所でも。しかし健康が私にとって最も重要なことでした。そして今こうしてコートに戻ることができてとても嬉しいです。

トシキ: 残念ながら、私はあなたに明日の試合の幸運を祈ることはできませんが…(笑)。

モジッチ: わかっています(笑)。ではまた明日。

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Photo: 筆者撮影

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