イタリア女子バレーボールリーグ後半第8節、林謙人コーチ所属のキエリは現地時間2月25日(日)にトレンティーノと対戦し、3-1(29-27, 21-25, 25-20, 25-14 )で勝利した。
第1セットスタメン
キエリ
OH:スキナー(アメリカ)、オモルイ(イタリア)
MB:ザッカイユ(キプロス)、ヴァイツェル(ドイツ)
OP:アンソウリ(ギリシャ)
S:マリノヴ(イタリア)
L:スピリト(イタリア)
トレンティーノ
OH:ミケレット(イタリア)、アコスタ(ベネズエラ)
MB:オリヴォット(イタリア)、マルコナート(イタリア)
OP:ショルテン(オランダ)
S:ジュイドゥッチ(イタリア)
L:ミストレッタ(イタリア)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
MVP:MBカミッラ・ヴァイツェル 12得点(うちサーブ1、ブロック9) アタック効果率22.22%
これでキエリは12勝9敗39ポイントとして5位を維持。
次回は日本時間2月28日(水)28時00分からCEVカップ準決勝2レグをパリ(フランス)と対戦する。
林謙人コーチコメント
男子も含め、伝統あるトレンティーノというバレーボールクラブとの対戦という事でいちバレーボールファンとして非常にワクワクしてこの地に臨んできました。
オポジット・グロベルナ選手の出場を回避する意味合いもあり、アンソウリ選手を据えた布陣。
アタック効果率が上がらず、途中までハイセットのアタックの方が効果率が高いという状態でした。セッターに速さではなく高さやアタッカーの選択肢を持たせる事に集中させ、少しずつゲームの中で改善されたように思います。
スタートで入ったアンソウリ選手が機能しきれず、昨年までオポジットを務めたアウトサイドヒッター・キングドン選手がオポジットで出場。ディフェンスで多大な貢献をしてくれました。
結果として得られたものは、オポジットがいなくなった事でパイプの使用頻度が増え、そこで得点を取れる事を再確認できた事です。
水曜にはCEV cupの準決勝2回戦が控えます。
今日(現在午後19時半)帰って、明日には出発というハードスケジュールですが、タイトル目指し思い切り戦います!
Photo: legavolleyfemminile.it