フランス男子バレーボールリーグ第1節、宮浦健人所属のパリは現地時間10月21日(土)にアウェイでナルボンヌと対戦し、3-0(25-23, 25‐16, 30-28)で勝利しました。
宮浦健人はオポジットとしてスタメンで出場し、チーム最多の13点の活躍で勝利に貢献、試合のMVPにも選ばれました。
第1セットスタメン
パリ
OH:パヌ(フランス)、コーウェル(アメリカ)
MB:マーセ(ドイツ)、ウェッター(アメリカ)
OP:宮浦(日本)
S:モッタパエス(フランス)
L:カプル(セルビア)
ナルボンヌ
OH:コヴァチェヴィッチ(セルビア)、タタロフ(ブルガリア)
MB:コレフ(ブルガリア)、ロドリゲス(フランス)
OP:カリアリ(ブラジル)
S:ボスタン(トルコ)
L:ダゴスティーノ(アメリカ)
※ポジション:OH=アウトサイドヒッター、MB=ミドルブロッカー、OP=オポジット、S=セッター、L=リベロ
この試合のスタッツはこちら
試合レポート
第1セット、序盤はOHコーウェルの2本のサービスエースなどでパリが5-7と先行します。その後ナルボンヌがOHコヴァチェヴィッチのスパイクなどで10-10と同点に追いつくと、そこから点差が離れない競った展開が続きます。パリはOP宮浦、ナルボンヌはOPカリアリを中心にサイドアウトを取って行きますが、そのOPカリアリのミスで21-18とパリが抜け出します。そのまま最後はOP宮浦がスパイクを決めて25-23でパリがこのセットを取ります。
第2セット、出だしからナルボンヌにミスが続いて3-0とパリがリードします。ナルボンヌはOHタタロフのスパイクやサービスエースで12-11と1点差まで詰め寄りますが、Sモッタパエスの的を絞らせないセットからパリのアタッカー陣が得点を重ねて17-12と点差を広げます。その後もナルボンヌにミスが続き、25-16でこのセットをパリが取ります。
第3セット、パリがOP宮浦やMBウェッターのスパイクで8-5と序盤からリードします。そこからナルボンヌに続けてブロックポイントが出るなどしてナルボンヌが13-16と逆転。その後も勢いが止まらずOPカリアリのスパイクで20-24とナルボンヌが先にセットポイントを迎えます。しかしそこからナルボンヌのミスやOHパヌのブロックで24-24とパリが同点に追いつきます。デュースはナルボンヌが1点先行する形がサイドアウトの取り合いとなりますが、OP宮浦のスパイクでブレイクを奪って29-28とパリが逆転に成功すると、そのまま得点を重ねて30-28でこのセットを取り切ったパリが3-0でナルボンヌに勝利し、開幕戦白星スタートとなりました。
MVP:OP宮浦健人(13得点、アタック決定率50%)
次の試合は日本時間10月29日(日)0時から昨シーズン王者のトゥールと対戦します。
リーグHP: https://www.lnv.fr/lam/statistiques
配信サイト(有料):https://www.lnvtv.com/
Photo: LNVofficiel