イタリア男子バレーボールリーグセリエAは現地時間10月20日(金)にトレントにてトレント対チヴィタノーヴァの試合が行われ、3-2(17-25, 20-25, 25-22, 32-30, 15-13)でチヴィタノーヴァが逆転勝利を収めました。
試合後、トレントのマテイ・カジ―スキ選手(OH、ブルガリア、元ジェイテクト)にお話を伺いました。
―試合を振り返っていかがですか。
カジ―スキ:とてもタフな試合でした。幸い最初の2セットはうまくリードすることができましたが、3セット目に彼らを蘇らせてしまいました。なぜなら私たちが、というより自分が3セット目に3本のサーブミスしてしまったからです。それが3セット目の、そしてゲーム全体の変化につながってしまいました。ルーベはポジショニングを変えることでプレーが良くなりました。今日の試合で私たちはいくつか問題を抱えていました。特に自分のアタックがいいレベルではなかったですね。いずれにせよ私たちは戦い、すばらしい試合をすることができました。チームと自分たちの戦いぶりをとても嬉しく思います。しかし改善が必要です。
―今日は完全にオポジットとしてプレーをされていました。難しさはありましたか。
カジ―スキ:はい。適応する時間が十分ではありませんでした。まず第一に私たちはセッターを変えなければいけませんでした。(新しいセッターの)ニコロ・デパルマとは2週間、いや1週間半しか一緒にプレーできていませんが、すでにいいコネクションができていると思います。
―まだ正セッターのスベルトリは戻って来れないでしょうか。
カジ―スキ:残念ながら彼は怪我を負っていて、おそらくあと1試合は出場を見送ることになるでしょう。
―西田有志選手について。昨シーズンはイタリアでプレーしていましたが、今シーズンは日本のジェイテクトに戻ることになりました。
カジ―スキ:彼は自分のレベルを(イタリアで)試したいと思っていて、その結果素晴らしい活躍をしました。残念ながら彼はシーズン途中には怪我をしてしまいコートから離れなければならず、チームを助けることができませんでした。そんな中でも彼は素晴らしい試合を見ることができたと思いますし、(イタリア挑戦は)彼にとってよい決断だったと思います。今は彼がジェイテクトを引っ張って、ここまでいい結果が聞こえてくることを願っています。
写真:筆者撮影