インタビュー

ロセル「アメイジングでした」22/23シーズン最終戦後コメント

イタリア男子バレーボールリーグセリエA、石川祐希所属ミラノはピアチェンツァとのプレーオフ3位決定戦第3戦を現地時間5月6日(土)にアウェイで戦い、0-3(19-25, 26-28, 21-25)で敗れました。

試合終了後、ミラノのアグスティン・ロセル選手(MB、アルゼンチン)にコメントをいただきました。

ロセル:自分たちはプレーオフでアメイジングなことを成し遂げたので、このような形でシーズンを終えるのは複雑です。準決勝の第4、第5試合でチヴィタノーヴァにあのような形で敗れたのがとてもこたえました。特に第4試合は自分たちが3-0で勝てそうな試合でしたし。本当にメンタル面でとても困難な状況でした。全員がそんな状態だったと思います。なぜなら自分たちはピアチェンツァに対してこんな試合をしたことはなかったからです。3試合すべて0-3で敗れたことは本当に辛いです。このため今現在はハッピーにはなれないですが、明日は間違いなくハッピーになっているでしょう。自分たちはアメイジングなシーズンを過ごしましたし、この場所に立っていることをうれしく思うでしょう。

ー今シーズン全体としてはどんなシーズンでしたか。

ロセル:アメイジングでした。もちろんいくつか困難がありましたが、困難はつきものです。8カ月間すべてが上手くいくことはありませんからね。シーズン中、自分たちはひとつになりきれていない場面もありましたが、最終的には試合をとおしてひとつになることができたと思います。だからこそペルージャにも勝てましたし、決勝進出のあと1歩のところまでたどり着くことができました。残念ながら来シーズンのチャンピオンズリーグの切符を手にすることはできませんでしたが、CEVカップに参加できるのでそれはうれしく思います。

ー今シーズン序盤はセッターのポッロとのコンビネーションがなかなか合っていないように感じましたが、試合を重ねるにつれて本当にどんどんよくなっていきましたね。

ロセル:それは普通のことです。彼と一緒にプレーするのは初めてでしたし、最初のコンビネーションのズレは仕方ないことです。私には自分のタイミングがありますし、それが彼にとっては難しかったかもしれません。私は長年同じセッターとプレーしていた(サンチェス(アルゼンチン)、アンダーカテゴリー代表から一緒にプレーし直前の2シーズンはクラブチームも同じだった)ので、その彼との感覚をそのまま持っていました。今はパオロ(・ポッロ)とのコネクションもとてもよくなりましたし、来シーズンは間違いなくもっとよくなると思います。

ーということは来シーズンはサンチェスとプレーしているときのような活躍が見られるでしょうか(笑)。

ロセル:そうなるかもしれませんね(笑)。

写真:筆者撮影、PowervolleyMilano

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