インタビュー

セメニウク「勝ち点3を取って勝利することができたのでよかったです」

2022年10月24日

現地時間10月23日(日)、イタリア男子バレーボールリーグセリエA第4節パドヴァ対ペルージャの試合が行われ、昨季レギュラーシーズン1位のペルージャがホームのパドヴァに3-1(21-25, 25-12, 25-19, 25-18)で勝利しました。

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試合後、ペルージャのカミル・セメニウク選手(OH、ポーランド)にお話を伺いました。

―今日試合を振り返っていかがですか。

セメニウク:間違いなくタフな試合でした。でもこのような試合になることは自分たちも予想していました。しかし、最終的には勝ち点3を取って勝利することができたのでよかったです。これがいちばん重要ですから。間違いなくパドヴァはいいチームです。

―1セット目を取られてから2セット目以降どのように修正していったのですか。

セメニウク:1セット目は自分たちのミスが多すぎました。やってはいけないミスも多かったです。しかし2セット目は最初のポイントから自分たちのバレーを、自分たちの戦術を遂行することにより集中してコートに立つことができていたので、コート上の状況を変化させることができましたし、そのまま試合に勝つこともできたと思います。

―特に今日の試合はあなたのサーブがとてもよかったですね(セメニウクはこの試合サーブで5得点だった)。

セメニウク:はい。正直に言えば、自分でもとても驚きました。なぜならここでプレーしたのは初めてでしたから。例えばプルスリーガ(ポーランドリーグ)では、遠くの街で試合をするときには前日入りして体育館での感覚を確認します。一方ここイタリアでは試合当日に着いて午前中に1度だけ練習をしてすぐに試合に入ります。両リーグにはこうした違いがあります。それでも今日の試合で自分のサーブが機能してよかったです。

―しかし、あなたは日本の髙橋藍選手を避けてサーブを打っていませんでしたか。

セメニウク:はい(笑)。日本人選手にサーブを打たないことは自分たちの戦術でしたから。もちろんリベロにもサーブを打たないようにしていました。戦術ですから、自分たちはそれを遂行しなければいけません。

―イタリアリーグをここまで戦ってみていかがですか(セメニウクは今季イタリアリーグ1年目)。

セメニウク:ご存じのとおり私たちはここまで全勝してきていますが、他チームの試合ではいくつか予想外の結果になっています。ですので1つ1つの試合に集中して臨まなければいけませんし、特に次の試合は(昨季王者の)ルーベとの試合ですので間違いなくタフな試合になるでしょう。しかし私たちはベストを尽くして勝ち点3を取りにいきます。

写真:筆者撮影

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