バレーボールネーションズリーグ2025男子予選ラウンド(中国)、日本代表は現地時間6月11日(水)に中国と対戦し3-0 (25-23, 25-14, 25-22)で勝利した。
スタメン
日本
OH富田(11)、MBラリー(6)、S大宅、OH大塚(10)、MB村山(9)、OP宮浦(13)、L小川
途中出場:OH甲斐(2)、OP高橋慶
中国
S于、OH王(6)、MB彭(5)、OP江(9)、OH俞(9)、MB李(7)、L曲
途中出場:OP温(5)、S王、OH季(3)
戦評
第1セット:苦しみながらも宮浦を中心に日本が逃げ切る
序盤から日本のスパイクが中国のブロックに阻まれ思うように決まらなかったが、中国のミスやOP宮浦のスパイクで日本が5-3と先行。中国はOP江やOH王が高い決定力でアタックを決めて9-9と同点に並ぶも、日本はOH大塚のサービスエースやOP宮浦のスパイク、また中国のミスもあり逆転を許さない。その後さらにOH大塚が2本目のサービスエースを決めて20-17とすると、そのまま最後もOH大塚がスパイクを決めきって25-23で日本が先取。
第2セット:大宅のサーブから連続ブレイク
OH富田のサービスエースで3-0と日本が先行。中国はMB李のスパイクで5-5と同点に追い付くも、MB村山ブロックで8-5と再び日本がリード。そこからまた中国に同点に追い付かれるが、MBラリーのエースで13-11とする。さらにS大宅のサーブからOH大塚やMB村山が得点で得点を重ねて5連続ブレイクし、19-12と点差を大きく広げる。そのまま日本がリード保つと、最後はリリーフサーバーOH甲斐のサービスエースと、そこから直接返ったボールをMBラリーが叩き込んで25-14で日本がセットを連取。
第3セット:自らのミスで一気に崩れた中国
中国は選手を3人入れ替えてスタート。序盤は日本はOH富田、中国はMB彭らで得点を重ねて9-9と競ったまま試合が進む。そこからOH季のサーブからブレイクを決めた中国が9-11と2点差をつけ、その後日本は追う展開になる。しかし中国のミスから16-16と日本が再び同点に並ぶと、さらに中国ミスやOH富田のサービスエースで19-16と一気に逆転に成功。そのまま終盤に途中出場のOH甲斐のスパイクで24-20とマッチポイントを握る。その後OH俞がサービスエースを決めて24-22とするも、最後はOH富田がスパイクを決めきって25-22で日本がセットを取り切って勝利。
試合スタッツ▼
https://vnlm.volleystation.com/en/matches/2227600/?stats_team=away
個人的MVP
S大宅真樹

得点なし、チームアタック効果率43%
1セット目こそまだアタッカー陣と上手くかみ合わず、全体のアタック決定率も低かった。しかし1セット目終盤以降は修正され、真ん中からの攻撃も上手く使いながら、相手に的を絞らせない多彩なトスワークを見せた。特に2セット目はチームアタック決定率70%、さらに自らのサーブで5連続ブレイクをあげるなど活躍が光った。正セッター関田が不在のなか、さらにここからどれだけアピールできるか期待。
予選ラウンド順位
6月11日(水) 20:00現在
順位 | 国名 | 勝利数 | ポイント | セット率 | 得点率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 日本 | 1 | 3 | MAX | 1.271 |
2 | ポーランド | 1 | 3 | 3.000 | 1.065 |
3 | オランダ | 0 | 0 | 0.333 | 0.938 |
4 | 中国 | 0 | 0 | 0.000 | 0.786 |
アルゼンチン | 0 | 0 | - | - | |
ブラジル | 0 | 0 | - | - | |
ブルガリア | 0 | 0 | - | - | |
カナダ | 0 | 0 | - | - | |
キューバ | 0 | 0 | - | - | |
フランス | 0 | 0 | - | - | |
ドイツ | 0 | 0 | - | - | |
イラン | 0 | 0 | - | - | |
イタリア | 0 | 0 | - | - | |
スロベニア | 0 | 0 | - | - | |
セルビア | 0 | 0 | - | - | |
トルコ | 0 | 0 | - | - | |
ウクライナ | 0 | 0 | - | - | |
アメリカ | 0 | 0 | - | - |
次戦情報
6月12日(木)21:30~ vs ポーランド
視聴方法
VNL2025の視聴方法については以下にまとめています↓
関連リンク
Photo:FIVB