バレーボールネーションズリーグ2025女子予選ラウンド(カナダ)、日本代表は現地時間6月4日(水)にオランダと対戦し3-0 (25-17, 25-15, 25-16)で勝利した。
スタメン
日本
S関(2)、OH石川(15)、MB宮部(6)、OP和田(12)、OH佐藤(18)、MB島村(4)、L小島
途中出場:OH深澤、S中川、OP秋本(1)
オランダ
OHフォス(9)、MBストゥート(3)、OPダンブリンク(10)、OHカイパース(1)MBバイエンス(6)、Sファン・アーレン、Lレースインク
途中出場:Lヤスパー、MBヘリッツェン、Sリクレマ、OPファン・デ・フォッセ(3)
戦評
日本は平均身長は10cm以上違う高さのあるオランダに対し序盤からサーブが機能した。3セットで計9本のサービスエースを決めるなど圧倒(うちOH佐藤が4本のエースを決めた)。
また逆にオランダのサーブに対してはL小島を中心に堅く守ってサーブレシーブ成功率70%をキープ。
そこからOH石川、OH佐藤、OP和田を中心にコート幅とバックアタックを絡めた多彩な攻撃を展開。特に相手の高いブロックを利用したブロックアウトでオランダを苦しめた。
日本はチーム全体としてアタックの決定率が52%と高く、攻撃面でも終始オランダを上回っていた。ただミドルの決定率はもっと上げたいところ。
オランダはOPダンブリンクやOHフォスにボールを集めるも、日本のサーブとディフェンスに対応できなかった。またオランダはブロック得点もなく、高さのアドバンテージを活かしきれなかった。
とにかく日本のアグレッシブなサーブが一番の勝因となったのは間違いない。攻めのサーブはやはり正義。
試合スタッツ:https://vnlw.volleystation.com/en/matches/2227486/

個人的MVP
OH佐藤淑乃

18得点(アタック14、サーブ4)、アタック効果率38%
ほぼ初めてのシニア代表スタメン出場で両チーム得点と4本のサービスエースという堂々たるパフォーマンスを披露。バックアタックもキレ味抜群であったし、サーブレシーブも崩れなかった。アタックミスが5本と多かったのが唯一の反省点だっただろう。メディアでは「古賀の後継者」と呼ばれることもある彼女だが、サーブに関してはすでに超えてるんじゃないかと個人的には思っている。
予選ラウンド順位
6月5日(木) 2時現在
順位 | 国名 | ポイント | 試合数 | 勝利数 | セット率 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 日本 | 3 | 1 | 1 | MAX |
2 | 中国 | 3 | 1 | 1 | MAX |
3 | ポーランド | 3 | 1 | 1 | MAX |
4 | トルコ | 3 | 1 | 1 | 3.0000 |
5 | フランス | 0 | 1 | 0 | 0.3333 |
6 | タイ | 0 | 1 | 0 | 0.0000 |
7 | ベルギー | 0 | 1 | 0 | 0.0000 |
8 | オランダ | 0 | 1 | 0 | 0.0000 |
9 | ブラジル | 0 | 0 | 0 | MAX |
9 | ブルガリア | 0 | 0 | 0 | MAX |
9 | カナダ | 0 | 0 | 0 | MAX |
9 | チェコ | 0 | 0 | 0 | MAX |
9 | ドミニカ共和国 | 0 | 0 | 0 | MAX |
9 | ドイツ | 0 | 0 | 0 | MAX |
9 | イタリア | 0 | 0 | 0 | MAX |
9 | 韓国 | 0 | 0 | 0 | MAX |
9 | セルビア | 0 | 0 | 0 | MAX |
9 | アメリカ | 0 | 0 | 0 | MAX |
次戦情報
日本時間6月7日(土)8:30~ vs セルビア
VNL視聴方法
VNL2025の視聴方法については以下にまとめています↓
関連リンク
Photo:FIVB